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土用中のキャンプ~歌瀬キャンプ場~

キャンプ記録。

夫がずっと言っていた念願の『歌瀬キャンプ場』へ。
熊本とはいうものの、いつもよりも距離が長いと思ったらほぼ宮崎だった。

入り口は、一見お店のようで一度まんまと素通り。

キャンプ場の入り口


平日だったからか、数組しかいなくて、贅沢すぎる広さ。
標高はそんなに高くないから涼しいー!ってわけじゃないけど、サイト内に計算されたかのように日陰になるでっかい木が植えてあるので、日陰になると、まぁまぁ過ごしやすい。

蒸篭と比べてみて。ね?でっかい木でしょ。


なんとか大仕事のテントを張り終えて(この時点で14時くらい)

このキャンプ場には、なんと滑り台付きの小さなプールがあるのだ。
浮き輪に、スイムシューズに帽子を持ってレッツプール。
わたしと夫も濡れていいように洋服水着(これなんて言うのが正解?)で行ったのに、まさかの坊ちゃまが水全力拒否。
水でテンション上がってる他の子の叫び声でびびってしまったのか。抱っこして入っても「あっちー!あっちー!」と灼熱のコンクリートへ行けと指示してくる。
水大好き兄とコンクリと友達になりたい弟。
せっかく来たし、兄にも楽しんでもらいたいから、なんとか誤魔化して1時間ほどで地上へ帰還。

目が行き届くほどよい広さのプール


我が家では、キャンプに来たら温泉に入るはセットになっているので
楽しみの1つでもある温泉へ。
すぐ近くはもう閉まっていたので、少し離れた温泉へ向かったのだが、そこがもう宮崎だったのだ。
この地名って、まさか?と思ったら受付の人は、宮崎訛りだったのでそれで確信に変わった。

こういう時、自分の使ってる方言も出したくなって、やたらデカい声で方言アピールする癖、そろそろ止めたいんだけど、体に染みついちゃってるようでまだ止めれそうにありません。

今回は炊いたご飯を蒸篭で蒸す作戦にしてみた。
いつも、飯盒はんごうで炊いてるけど、こびりつきがすごくて、そのこびりつきで1合持ってかれてるくらい。
時間はかかるし、かさばるけど、ご飯を無駄にすることがなくて、まぁこの作戦もアリかな。

夜は、扇風機を回して、それでも蒸しっとするーでも寝れなくもないけどーといった具合。
サイドを開けて寝ていて、その日は満月が近かったようで夜中「眩しっ」と目が覚めたら、月がピカーーーンと寝室を照らしていた。
結果、しっかり寝た感覚はなかった。


さぁ、2日目。

今回のキャンプは土用の時期なので、個人的には予定を詰め込まないでおこうと思っていたのだけど、子供がそうはさせてくれないので何カ所か行ってみた。

キャンプ場にあったフリーペーパー見てたら、わたしの大好きなアイスを出してるお店を発見!これは行かなければ!と思ったのと同時に、いや、そのアイス作ってるお店同じ町にあるんじゃね?と思い出し、検索すると大当たり!からのまさかの本日営業日!
これは、行くしかない!ここのアイスの好きレベルは夫にも伝えていたので
「あそこのアイスがここにある!」と興奮していると「そしたら行かな」と連れてってくれた。

梅カルダモン(左)が最高においしかった。あと50杯いける。
ZINEも結構置いてあって、やっぱりZINEってジワジワきてるのかなと嬉しい。
ARBOL ICECREAM (アルボアイスクリーム)の外観


あまり広く流通していないし、オンラインショップも速攻売り切れちゃうので、食べられて嬉しい限り。(ニンマリ)

あとは「こんな細道の先にほんとにあるの?」的、奥の細道(使い方あってないよね)の絶景の釣り堀に行ったり。

釣り堀。ここの魚たち、かわいがってもらってる気がした。


テントに戻ると、新しい客人が。
こっちも客なんだけど、新しく人が入ってくると、なんか先輩感出ちゃうのよね。
ソロキャンプなのかな、と思うほどの小さいテントに最小限のギアだったけど、まさかのパパと娘っこの2人組だとわかりびっくり。
そして、その親子は翌朝6時に目覚めた時には跡形もなくいなくなっていた。あの人たち本当にあそこに存在してたのか、となんだか化かされた気分。


早めの温泉に夕食を済ませると、空がゴロゴロいいだした。
予報を見ると、雨が結構降るようだ。

なんとか降る前に中にいれこんで、YouTubeを見ながら止むのを待つ。
最近、テント内で大きな画面でゲームしたり、映画見たりしてるキャンパーさんがいて、その画像が透けるもんだから、おこぼれ画像を見てる人を見たりするけど(誰が誰の何を見てるんだ)
このシステム一旦導入してしまったら、キャンプきたのに、やれYouTube見たいとか言われて、え?ここに何しにきた?状態になるの嫌なので却下。

雨が上がると、結構涼しくなった。
おかげで暑くて寝れないってこともなくぐっすり眠れた。


最終日は、歌瀬キャンプ場探検へ。
それはそれは、とんでもなく広くて、でもとっても綺麗に整備されていて、(昼間お兄さんが芝刈り機をブイブイ言わせて作業されていた)ここが全て埋まったらとんでもないことになるだろうなと思ったら、お盆はほぼ予約で埋まってるとな。やっぱり、この綺麗さと自然豊かなところだもん。納得。
太陽の日の入り方が、「ここは自然の神様に愛されてるな」と感じた。
ちょっとそっち系の夫も同感してたから、ほんとそうだと思う。

栗の木と蜘蛛の巣
広々としたキャンプサイト

わたし的このキャンプ場の最高ポイントは、洗い場が1組に対して1個あるくらいに数が多いこと。2サイトで1個を共用する場所もあるようだけど、それでも十分すぎる。洗い場に持って行ってー持って帰ってー乾いたと思ったらーまた食べてー持って行ってーは地味にしんどいから本当に助かる!

こちらにお世話になりました。たわし最高

このキャンプ場のある、熊本県上益城郡山都町というところは有機農業が盛んらしく道の駅やパン屋さんも普通に『オーガニック』『有機』と書かれている。事前も豊かだし、食べ物も体にいいものって、この町に住みたい!と言ったらさすがに「現実見てみ」と鼻で笑われた。そんなら、ふるさと納税で住んでる気持ちになるしかない!

また、この町に来たい!と思えるキャンプとなりました、とさ。

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