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【b→dash #09】b→dashのプレゼンスを社内で高めるための3つの提案

b→dashの導入・運用に対してお悩みをお持ちの マーケターの方・その上司の方に向け、全12回に渡り解決のヒントをお伝えしていきます。

累計50社以上のb→dashプロジェクトを支援。クライアントは、金融・不動産・アパレル・食品・スポーツ球団・化粧品・人材・店舗ビジネスなど業界業種を問わず、企業規模も創業まもないベンチャー企業から大手上場企業まで幅広く担当。多種多様な観点からの助言や、豊富な経験をもとに先回りした提案を強みに、b→dash初心者がつまずきがちなポイントを強力にサポートしています。

執筆者:umbrElla編集長

第9回は、b→dashの利活用をさらに進めるべく『b→dashのプレゼンスを社内で高める3つの提案』をテーマにお届けします。ぜひ最後までご覧ください。
*CDP:カスタマー・データ・プラットフォーム。複数のシステムから取得され統合された永続的な顧客データベース
*MA:マーケティングオートメーション。収益向上と業務の省力化を目的として、マーケティング活動を自動化・効率化するための方法論・技術・ツールなど


前書き

b→dashのプレゼンスを社内で高めるための提案を解説するにあたり、「黙っていても勝手にb→dashのプレゼンスが社内で高まっていくことはない」ことを予めお伝えしていきたいと思います。

当たり前の話にはなってしまいますが、例えばあなた(マーケティング関連の部署に所属している方を想定しています)は営業部門が使っているWEBサービスをすべて把握していますか?名前くらいはどこかで聞いたことがあったとしても、そのWEBサービスで何ができるか、何をしているかまで知っている人はほとんどいないと思います。それは支店網(してんもう)を持つ企業であれば猶更(なおさら)顕著(けんちょ)です。私も営業マン時代、支店に配属され、営業活動を行っていました。その時に、本社のマーケティング部署がどんなWEBサービスを使い、どんなマーケティングをしているかなんて正直言って知ったこっちゃなかったです。目の前の数字を上げることに必死だったからです。

同様に、経営陣からしても大企業になればなるほど多くの事業を持ち、大局的な意思決定を繰り返している中で、とある事業のマーケティング部署が使っているWEBサービスなんて知る由もありません。経営陣が知りたいのは、どのようなWEBサービスを利用しているかというHOW(戦術的な話)よりも、現状と将来の予測、その差を埋められる蓋然性(がいぜんせい)が高いのか低いのか、低い場合はどう対処するのかがまずは知りたいはずです。

従って、まずは自己認識を改めなければいけません。あなたにとって、あなたの部署にとってb→dashの導入は一大プロジェクトかもしれませんが、全社にとってはまったく興味がないことなのです(ごく稀に、全社の経営戦略の中にb→dashが位置づけられていることもありますが)。だからこそ、いつの間にか風の噂でb→dashの存在が社内に知れ渡るのを待つのではなく、b→dashのプレゼンスを社内で高めていくための方策を積極的に行っていく必要があるのです。※第8回のブログでお伝えしたように、社内でのb→dashのプレゼンス(重要度)が高くない場合、真っ先にコストカットの対象になってしまうからです。

それでは、具体的にどのような活動をしていくことがb→dashのプレゼンスを高めることに繋がるのかを見ていきましょう。

b→dashのプレゼンスを高めるための提案とは?①

そもそも論の話にはなってしまうのですが、『自分たちの部署でb→dashを使って成果を出す、b→dashをベースに日々の業務を行っていく』ことがまずは大事です。

言わずもがなではありますが、b→dashで成果を上げるのが最優先です。会社が興味あるのは、事業が成長することです。従業員が興味あるのは(例外もいらっしゃいますが)事業を成長させ、評価されることです。そのため、確かな実績が出ていれば事実(ファクト)として成果を他部署や全社にアピールすることができます。

但し、第3回でもお伝えしたように、あのNetflixでさえ25年の歳月・4回ものDXを経て今の成果に辿り(たどり)着いているわけなので、そう易々(やすやす)と成果が出せると期待するのは早計(そうけい)です。従って、まず始めるべきは「b→dashをベースに日々の業務を行っていく」ということです。要するに、物理的にb→dashにログインする回数を増やすのです。朝出社したらb→dashで昨日の数値を確認する、チームミーティングに際してはb→dashを投影しながら数値を議論する、もっと言えば、b→dashは何でもデータを取り込んでどんな加工処理もできますので、Excelやスプレッドシートの関数で集計しているマーケティングと関係ない数値までも全部取り込んで、数字はすべてb→dashで管理するようにしてみてもいいかもしれません。

まずは自分たちの業務全般をb→dashでより効率化できないかを検討してみてはいかがでしょうか。

b→dashのプレゼンスを高めるための提案とは?②

b→dashのプレゼンスを高めるための提案とは?③

記事の続きは、非エンジニアのためのテクノロジー活用メディア『umbrElla』でご覧ください。
もし少しでも自社のマーケティング組織が当てはまっているな...と感じてしまった方は、ぜひumbrEllaに一度お悩みをぶつけてみてください。きっと何かのお役に立てるかと思います。

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