【b→dash #04】ここで差がでる、b→dash担当者に必要な心構え3選
b→dashの導入・運用に対してお悩みをお持ちの マーケターの方・その上司の方に向け、全12回に渡り解決のヒントをお伝えしていきます。
第4回は、b→dashの導入担当者を任された方に向け『ここで差が出る b→dash担当者に必要な心構え3選』をテーマにお届けします。ぜひ最後までご覧ください。
前書き
b→dash担当者に必要な心構えを解説するにあたり、少し話は逸れて(それて)しまいますが『スタートアップにおける仮説検証』について触れておこうと思います。
スタートアップや新規事業開発の営みを端的に表現すると、「顧客が抱える未だ解決されていない課題に対し、最適なソリューションは何か、そのソリューションをサービス・プロダクトに昇華(しょうか)し、そのサービス・プロダクトを持続発展的に成長させていく最適なプロセスは何か、を問い続ける営み」だと私は考えています。
この最適なソリューションや最適なプロセスを問い続ける営みを、『仮説検証』と言います。『仮説』とは「~だろう」という現状考えうる最も確からしい仮の答え(自身の考え)です。「顧客が抱える課題を解決する最適なソリューションは、~だろう」「このソリューションを持続発展的に成長させるための最適なプロセスは、~だろう」という仮の答えです。スタートアップや新規事業開発は、この仮説が正しいことを証明する(あるいは間違っていることを証明する)必要があり、そのために『仮説検証』を行います。
スタートアップにおける仮説検証には、以下の4つのフェーズがあると言われています。
CPF(Customer Problem Fit):顧客が抱えている課題は何か
PSF(Problem Solution Fit):最適なソリューション(解決策)は何か
SPF(Solution Product Fit):解決策としてどのようなサービス・プロダクトが最適か
PMF(Product Market Fit):サービス・プロダクトを市場にどのように適合させるか
これらの仮説検証を進める上で、創業者・起業家・新規事業担当者は、心の底から解決したいと思える顧客の課題を選定し、顧客を深く理解し、失敗を恐れず失敗から学習し続けなければなりません。
それでは、これらの姿勢を参考に、b→dash担当者に必要な心構えを見ていきましょう。
b→dash担当者に必要な心構えとは?①
注:本パラグラフでは基本的に、ベンダー・代理店の立場で解説していきます。もしくはプロジェクトオーナーである上司や経営陣の方の立場からの解説です。
まず、b→dash担当者に必要な心構えのその1は、『意思を持つこと』です。
稀にですが、まったく自分の意思がない担当者の方がいらっしゃいます。b→dashの導入も経営陣が決めただけ、自分は忙しい、言われたことはやるがそれ以上のことはしない、というような考え方の方です。こういう方の口癖は「どうしたらいいですか?」です。そこに意思はなく、ベンダーや代理店の方からの提案を待つ、完全に受け身の姿勢です。
こういった「意思のない担当者」にb→dashの推進を任せた場合、十中八九b→dashで成果は出ないため、b→dashは解約になり、投下した利用料(コスト)が無駄になります。今すぐ担当者を変えるか、プロジェクトオーナー自らがコミット*すべきです。
*コミット(コミットメント):積極的にかかわること、責任をもつこと
プロジェクトが進まない、思うように成果が出なかった場合、100%ベンダーや代理店に責任を押し付けます。とは言え、ベンダーや代理店もプロである以上、担当者の方がボトルネックとなってプロジェクトが進まない場合は、プロジェクトオーナーを引きずりだしたり、短期的にはタスクを巻き取ったりしながら何とかプロジェクトを進める必要があります。
b→dash担当者に必要な心構えとは?②
b→dash担当者に必要な心構えとは?③
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もし少しでも自社のマーケティング組織が当てはまっているな...と感じてしまった方は、ぜひumbrEllaに一度お悩みをぶつけてみてください。きっと何かのお役に立てるかと思います。
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