文章の鬼の100則
誰でもブログやSNSを通して、気軽に文章を発信できるようになった今、
どうすれば人の目に留まる文章が書けるのかとお悩みの方も多いはず…。
私も自己満足で始めたnoteとはいえ、いっぱい見られていたら嬉しいし、あんまり見られていなかったら、やっぱりちょっと寂しい(´-`).。oO
そんな感じで悩んでいる方には、オススメの本です!
「文章の鬼100則」は、1章:鬼前提 2章:鬼原則 3章:鬼技術
4章:鬼心理 5章:鬼法則の5章構成で、文章に関する100の法則が
簡潔に書かれています。
第1章:鬼前提(何はともあれ良い文章はここから始まる)
鬼前提は、その名の通り文章を書く前提の話。
家で言うと基礎工事、パソコンで言うとOSのようなもの。
① 文章を書く目的をはっきりさせる
目的を決めずに書くと何が言いたいのかよくわからない文章になってしまう
② なぜ書くのか(WHY)→何を書くのか(WHAT)の順番で書く
WHATはワンメッセージに伝えたいことの全てを込める
どこかで聞いたことのあるものは人の心に残らないから、新しい発見があるものがいい。
③ 文章を書くときは書きたいことではなく、読み手が読みたいことを書く
当たり前といえば当たり前やけど難しいですね…。つい自分が伝えたいこととか思いを優先してしまう、エライコッチャ(>人<;)
④ なるべく一文は短めで、一文一義を心得る
見出しやタイトルをつけて、流し読みする人でも大体の内容がわかるようにする(ダラダラ長いのは見る気が失せちゃいますもんね)
第2章:鬼原則(基礎が固まったら文章の基本を理解する!)
1章の鬼前提(基礎)が整ったら、文章の鬼原則(基本)を理解していくゾ〜!
① 自分に関係があると思わせないと、人は文章を読まない
そのために大切なことは、主語を「あなた」にすること
自分の意見ではなく、あなたにとってどうなるかを伝える
例)この本を読むと、あなたは仕事で周りから認められるようになります。
② 主語を「あなた」にするためには、一人の読み手を想像して書くこと
③ いい商品だけでは売れない。「お客さんがいい商品だと思ったら商品が売れる」ことを肝に命じておく
第3章:鬼技術(基礎・基本を実践する鬼技術!)
鬼前提(基礎)・鬼原則(基本)を理解したら、実践するための鬼技術を
習得しよう〜!
① 印象に残るワンメッセージの作り方とは
1) 主流と反対の意見を掲げる
2) 自分が常識だと思っていることと違うタイトルを見せる
3) 読み手にベネフィットを断言する
4) 答えを知りたくなる・思わずドキっとする・何か行動したくなるような問いかけをする
② 説得力の上がる文章とは
1) 数字を用いる(端数で信憑性を出し、キリよくインパクトを出す)
2) 人はランキング好き。ニッチな部分でもNo.1を伝える(レビューをめちゃくちゃ気にする身としては非常によくわかる!)
3) 有名人や偉人の言葉を自分の意見を補強する役割として使用する
4) ストーリーで話す
欠落した主人公が険しい目標に向かっていく、途中の困難にめげず立ち向かっていくというようなストーリーは人類共通の感動のツボ
4章・5章は概念的なことが多いので割愛します。
でも、どれも文章を書く上では参考になることばかりでした!
読書感想
まず、法則1つ1つが端的でわかりやすくて、読みやすい!
まあ、文章鬼100則なので当然なのかもですが…笑
1個1個の法則に共感しつつも、中々実践できていないと思うことばかり。
文章作成の奥深さを思い知りましたが、この知識を知っていると知らないとじゃ絶対違うやん!と感じました。
私のような最近文章を書き始めたような人にはとてもオススメです!
ではでは、この辺で〜( ◠‿◠ )