サッカー リオデジャネイロ五輪代表発表 – 修羅場に連れて行きたいのは・・・_ 20160703CBC賞
7月1日、リオデジャネイロ五輪代表が発表された。
手倉森監督は苦渋の決断を下した。U-23アジア選手権やトゥーロン国際大会などを経て、リオ五輪代表の18名を選ばなければならない。今まで戦ってきた選手の誰を削るのか。ただでさえ難しい選択なのに、さらにOA枠(オーバーエイジ)から3名を加入させたので、実質15名の絞り込みとなった。
3名の注目人物
・室屋(FC東京)
ポジションはサイドバック。
直前に足を骨折しU-23代表から離脱し、リオ五輪代表選出が危ぶまれたが、無事選出。
今年1月のAFC U-23選手権2016に唯一の大学生(明大)プレーヤーとして出場し、最初は遠慮がちにプレーしていたように映ったが、慣れてくると徐々に本領発揮。大会を通じて一番安定していたように思う。運動量豊富でミスが少なく、1対1では落ち着いたプレーでチャンスを拡大、ピンチを防いできた。
現在まだ明大在籍中でFC東京所属という異例な事態も彼の練習態度だけでなく人間性や学業への取り組みを大学側に認められたもののようだ。そしてなにより明大→FC東京といえばインテルの長友が先輩にあたる。この長友の活躍が良い後押しになったのではないだろうか。
私は室屋が長友を超える選手になる予感がする。
・植田(鹿島アントラーズ)
ポジションはセンターバック。
AFC U-23選手権2016では不動のセンターバックで活躍。
186cmの長身で、フィジカルと対人戦、空中戦の強さはJリーグでも屈指。それもそのはず、小学生でテコンドーを始め、中学時代には日本一に輝いている(by Wikipedia)。
AFC U-23選手権2016の活躍からリオ五輪代表選出は確実と思われたが、それ以上に手倉森監督が彼を連れていきたい理由があった。
それは彼が熊本出身だということ。
彼は郷土愛も強く、熊本地震の直後の試合の勝利インタビューでは涙した。
その後、Jリーグシーズン中にもかかわらず、ボランティアを行っている。
そんな思いを一番感じ取っているのが、東日本大震災をベガルタ仙台の監督として経験している手倉森監督だ。震災後にはボランティアに明け暮れ、練習もままならず、どん底を味わった。しかしその中で、東北の人たちの「希望の光」にならなくてはいけない。「絆」という結束力で勇気を与え、勇気をもらい、モチベーションを高めていった。
手倉森監督の一番大事にしているそのような思いが、ピッチ上で最も表現できるのが植田選手だ。彼無くしてはリオ五輪代表チームは語れない。
・手倉森監督
一日の記者会見で、ある記者から「OA枠を使ったものの、海外で修羅場を潜り抜けてきた経験を持つ選手がいない。大丈夫か?」といった質問が出た。
監督は「選手たちに修羅場を経験させたい。それが将来のためになる」と回答した。
私が海外で修羅場を経験させたいのは、「手倉森監督」あなた自身だ。
東日本大震災から「希望の光」と「絆」というマジックでその年、ベガルタを4位に導いた。その勢いで翌年2位となり、チーム初のACL出場を果たした。
私も弱小ながらベガルタのファンであり、彼の功績は認める。
しかし経験が足りないのか、采配には物足りなさを感ずる。
選手交代が後手後手なのだ。しかも負けている状況で守備的な選手を入れてきたり。
リオ五輪では積極的な選手交代を期待したい。
東日本大震災後初戦となった川崎フロンターレ戦で逆転勝ちした際、試合後のインタビュー途中で感極まり涙を流し、ベンチにタオルを取りに行ったシーンは私も泣けた。忘れられない。
リオ五輪でもそんなシーンを期待したい。
海外での修羅場で大きな器に磨きをかけてほしい。
がんばれ、手倉森監督!
余談になるが、
長友選手は先日、キリン杯準決勝でスタンドにいた「アモーレ」に胸の前でハートマークを示した。
見ているこちらがコッ恥ずかしい。
『日本男児』なんだから。。。
女性ならともかく、男性がこのハートマークを示すのは見たことがない。
「ラブ注入!」のお笑い芸人、楽しんご以来か?
ん?
この人も男性じゃ・・・??
さて、本日は中京競馬場でハンデ戦のCBC賞。
ラブが注入された(マイネルラヴ産駒)穴馬⑦ラヴァーズポイントを狙う。
ハンデ戦は積極的に軽量馬狙いで高配当を目指す。
4走前の桂川SではここCBC賞の1人気エイシンブルズアイの0.3秒差の3着。
当時はエイシン57kに対し、ラヴァーズ55kと2k差だったものが、今回はラヴァーズ50kと7k差。これならエイシンに一泡吹かせる。
重賞のゴール前は修羅ヴァーズポイントだー!