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有馬記念_20161225有馬記念
男は1999年に初来日した。
2001年2月3日の小倉競馬場では1日5勝を記録。
翌日の2月4日には小倉大賞典に勝ち、重賞初制覇を達成した。
2003年4月20日、皐月賞をネオユニヴァースで制し日本のGI初制覇。
続く6月1日の日本ダービーでもネオユニヴァースに騎乗し外国人騎手としては初となる東京優駿制覇を達成した。
男は2011年3月26日、ダービー馬ネオユニヴァースの子のヴィクトワールピサでドバイワールドカップを優勝。ドバイワールドカップ初騎乗初勝利を果たすと共に、日本馬にとっての同レース初勝利をもたらした。
これは東日本大震災直後の沈んでいた日本に一筋の光明を導いた。
男は馬上で日の丸の旗を掲げ、あたかも日本人であるかのように喜んだ。
この男によるヴィクトワールピサのドバイワールドカップ優勝が東日本復興のわずかな兆しだった。
男は2012年10月28日、天覧競馬として行われた天皇賞(秋)をエイシンフラッシュで優勝。ウイニングランを終えた直後、メインスタンド前の馬場で下馬し、天皇・皇后両陛下に対しヘルメットを脱いで最敬礼を行った。
男は2015年1月、2度目の受験で晴れてJRAの騎手免許試験に合格し、現在はJRA所属騎手として、いや日本人として手綱を握っている。
男とはミルコ・デムーロ。イタリア出身。
これほどまでに日本を愛し、日本に尽くしてきた男がいただろうか。
デムーロは初めて日本でG1を制したサンデーサイレンス産駒のネオユニヴァースにはたいへん思い入れがある。
サンデーサイレンス産駒としての活躍ではディープインパクト、フジキセキ、ステイゴールド、ゴールドアリュール、スペシャルウィークらに一歩劣る。
きっとデムーロがそんなネオユニヴァースの種牡馬としての価値をもっと上げることに躍起になっているに違いない。
第61回有馬記念では唯一ネオユニヴァース産駒の⑥サウンズオブアースにデムーロが騎乗する。
デムーロの神騎乗に期待したい。
ほとんどの騎手はビジネスライクだ。
馬は割り当てられるもの。
しかし、この男デムーロは馬主より調教師よりこの馬サウンズオブアースを、ネオユニヴァース産駒を勝たせたいと思っている。
それが日本への恩返しだと信じている。
相手は④ヤマカツエース。
この枠なら距離も克服できる。
トランプ次期大統領にちなんで「エース」で、トランプ氏は「強い米国」の復活を目指す。
強い米国の象徴がマリリン・モンロー。
ヤマカツエースの母はヤマカツマリリンだ。
さらにトランプ氏にはヅラ疑惑が浮上していた。
「ヤマカツエース」をシャッフルすると「かまやつ・・・」
♪下駄を鳴らして奴が来るー♪・・・。
-- その男、強襲につき --
(勝馬投票は自己責任でお願いします)
[過去の結果]
◯チャンピオンズC アスカノロマン10人気3着
◯マイルチャンピオンシップ ミッキーアイル3人気1着
◯神戸新聞杯 サトノダイヤモンド1人気1着
◯札幌記念 レインボーライン4人気3着
◯小倉記念 エキストラエンド6人気3着
◯CBC賞 ラヴァーズポイント7人気2着
◯函館スプリントS ソルヴェイグ12人気1着
◯エプソムC ルージュバック1人気1着
×朝日杯フューチュリティS×阪神ジュベナイルフィリーズ×ジャパンカップ×エリザベス女王杯×アルゼンチン共和国杯×天皇賞秋×菊花賞×秋華賞×毎日王冠×スプリンターズS×ローズS×京成杯オータムハンデ×新潟記念×新潟2歳S、キーンランドC×関屋記念×クイーンS×中京記念×函館記念×七夕賞×宝塚記念×安田記念