小倉サマージャンプ(J・GIII)とリープフラウミルヒ
別冊馬とワイン、前回は大井競馬のJpnIジャパンダートダービーを予想しました。僕の買ったサンライズソアは、2着! 単勝で買ってるから2着じゃだめなんだよぉ......。ちなみに1着は船橋競馬所属のヒガシウィルウィンがJRA勢7頭を破っての快勝でした。これは素直におめでとうと言いたい。
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先日デビューした牝馬に「リープフラウミルヒ」という、ワインの名前まんまの馬がいます。母馬の名前がワイン用白ブドウの品種である「ピノブラン」なので、そのつながりで名付けたんだろうな。
この馬がデビュー戦で2着、2走目も2着と健闘していて、そろそろ初勝利が来そうな気配。ちょうど小倉サマージャンプと同じ土曜日の第1レースに出るので、今日のワインはリープフラウミルヒでいってみましょう。安いしね。
ファルケンベルク リープフラウミルヒ "マドンナ" QbA 800円くらい。
日本で一番メジャーなドイツワインといえば、まず間違いなくこの「マドンナ」でしょう。その辺のスーパーでもよく見ますよね。しかし少し品揃えのいいお店に行くと、マドンナにも「カビネット」とか「シュペトレーゼ」と書かれた、見た目そっくりなのに値段が違うものが何種類か並んでたりします。今回は説明を省きますが、値段の高いマドンナは、より甘く、より美味しくなります。一番高いアウスレーゼでも2500円くらいなんでお試しあれ。旨いよ。
アルコール9%と低く、クセがなくほんのり上品に甘い。酸味は控えめだけど、サッパリとしてくどくない。バランス良く、まさにワイン初心者に勧めるのにうってつけ。久しぶりに飲んだけど、まあ美味しいです。食事にも合わせやすい穏やかな味で、日本酒にも通じるところがあるように感じます。
このところ甘口白のドイツワインの人気は、それほどではありません。でも上の世代の方と話をするとこうしたワインに思い入れのある方は多く、リープフラウミルヒなんかは日本人のワイン文化を築いていった銘柄なんだなぁと考えさせられます。
ど定番ワインを久しぶり飲んで、改めてその安定感に脱帽するのでした。ありがとうリープフラウミルヒ! じゃなくてサンライズソア!
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ここ一ヶ月以上負けが続いており。競馬ブログとしてもワインブログとしてもヤバイ内容になりつつあります。ここらでマジで当てねば! というわけで今日買うのは固く決まりそうなレースにしました。小倉サマージャンプ、土曜日に開催される、JRAの障害レースです。
僕は「障害レース」というものの存在を去年まで知りませんでした。なんとこれ、コースの途中に生垣や竹柵の障害物が置いてあり、馬が飛び越えながら競争する、障害物競争なのです。
落馬(騎手が馬から落ちること。その時点で負け)の危険はあるのですが、コースの距離が長く、出てくる馬のメンバーが限られているので、メンバー間の力関係が読みやすく、比較的固い決着になることが多いと、僕は思っています。
そして今週土曜の小倉サマージャンプは、頭一つどころか、何馬身かはこの馬が抜けているでしょう。
◎ 4番アップトゥデイト
買い方は検討中ですが、いずれにしてもこの馬が来たら当たりの買い方でいきます。頼むぞー。