フィンランド旅行写真と気になったことのメモ
1日目 8月9日(金)東京→ヘルシンキ
北極圏周りの航路
ロシアの上空を通れないから、こういう航路。通常は、9時間半程度のフライトなのに、12時間〜13時間くらいかかってしまう。2022年から、そういう対応をとっている。
コルヴァプースティ
とりあえず、お腹が空いたので、近くのスーパーに行く。ドイツ系のスーパーLidlにお世話になる。食料品に、英語の技術がないものが多く、Chatgptやらを駆使して翻訳しながら購入していた。カルダモンやシナモンの風味が特徴なんだけど、昔からスパイスの貿易で、フィンランドは大きく影響を受けたのだろうか?カルダモンは、フィンランドで購入すると、粗挽きで香りがいいということを岡根谷さんに聞いたので、購入。
ヘルシンキで、前半も後半もお世話になった宿。ヘルシンキの中心地にあり便利。スタッフもとてもいい方でした。
2日目 8月10日(土)ヘルシンキ
ロシアの文化が残っている。
ヘルシンキ元老院広場にあるアレクサンドル2世の像など、ロシアにゆかりのあるものやロシアの教会などが壊されずに多く残っているのは、なんでだろう?歴史的遺産としての価値?宗教的・文化的な寛容さ?歴史的建造物や文化財を保護する政策?国際的な関係の維持のため?観光資源としての価値?
Oodiのこと
ヘルシンキ中央図書館Oodi。3階では、子どもたちが、遊び回っている横で、親がコーヒーや軽食をとりながら、友達とおしゃべりしていたり、ゆったりと過ごしている。みんなのリビングルームという感じ。国会議事堂と同じ目線になるように設計されているテラス席や、誰のための図書館?という国民の意見が書かれている螺旋階段や、ジェンダーフリーのトイレ(他の観光客の男性と一緒に思わず男子トイレを探してしまった)。社会科教師として、気になるところがたくさん。うちの子たちは、ニンテンドーSwitchでマリオカートに白熱している親子、ミシンで服を作っているおばあちゃん、スタジオっぽいところでラジオや音楽の収録したりしているのをみて、興味津々。
電動キックボード
あちらこちらにおいてあるし、ヘルシンキではよく見かけた。日本は、返却する場所などがきっちり決まっているけれども、フィンランドでは駐輪可能な範囲内であれば、どこに返却してもO Kらしい。そんなところに、置いたら邪魔じゃない!?というところも、よく置いてある。充電するには、一般人が充電してそれをお金にするというシステムもある。なかなか面白い。日本でレンタル自転車を使っているときに、とめる場所がないことが多くて、フィンランドみたいに、駐輪可能なエリアとかにおいてもいいじゃん!って思ったけど、どうなんだろうな〜。
3日目 8月11日(日)ポルヴォー
4日目 8月12日(月)ヘルシンキ→トゥルク
VRの電車で移動。滑り台がある車両を選んで、2時間の移動があっという間で、子どもたちが大はしゃぎで、助かる。
トゥルクでお世話になった宿。
5日目 8月13日(火)トゥルク
バスでのチャイルドシート
いろいろな公共交通機関で、ベビーカー持っていると乗車料無料とか、チャイルドシートがバスについてたりとか。こういう環境があるだけで、気持ち的にも子連れでバスに乗りやすい。環境が人々に与えるメッセージ。教室や学校の環境づくりもおなじだなぁ。
サウナのこと
サウナからの湖どぼん。夜か明るいので、気づいたら17時から20時まで時間がすぎていた。一日中いても、大人1人10ユーロは、安すぎる。サウナの中でのフィンランド人はよくしゃべる。水やジュースを持ち込んで、ほんとうに楽しそう。仕事が15時や16時で終わったあと、「これからサウナどう?」と、上司に誘われることがよくあるらしい。これは、禁酒法の影響で、社会的な交流の場所が、サウナになったことと影響しているのかもしれない。サウナでは静かに過ごすことを求められる日本との違いが面白い。こんなnoteの記事を読んでみて、「日本サウナ史」を読んでみたい。
サウナに家族やカップルで入ってワイワイ楽しそう。夕方以降に現れる強そうなサウナおじさんは、石に水をかけまくるので、暑さが増し増しになっていく。さすがにうちの末っ子2歳を、水風呂ならぬ氷風呂につれていったら、「ワオ!」と、びっくりされた。僕は足を、一瞬だけ氷風呂につけて、「ひい!」と逃げたら爆笑された。
6日目 8月14日(水)トゥルク
7日目 8月15日(木)トゥルク→ロバニエミ
トゥルクの海事博物館のこと
トゥルクの海事博物館というところにいったら、軍艦や軍人さんの紹介の後に「海の想像上のモンスター」というゆるーい展示。その展示のラストは、大量のプラスチックの映像で締めくくられてて、「人間たちの捨てるプラスチックが現代の海のモンスター」だよね、と。
トゥルクの図書館
街歩きに疲れた子どもたちと休憩に、トゥルクの街の公立図書館に。おやつやジュースを飲み食いしながら、何やらレポートらしきものを頑張っている大学生、新聞を読むおじいさん、ニンテンドースイッチであそぶお兄さん、ボードゲームで大笑いしてる高校生らしき女子たち。ちょっと離れた古い本のコーナー?では、小さなコンサートをしていて、心地よい音楽が鳴っている。それぞれ、節度をもって自由に過ごしている。子どもの本コーナーが素敵で、絵本の世界から飛び出たような展示があちこちにある。うちの子たちは、塗り絵をしたり、絵本を読みながら歌を歌いだした。ついつい癖で注意してしまいそうになって、おっとっと、となる。予約本の多さや、予約ボードゲームもたくさんあったののがとても興味深かった。
念願のブルーベリー狩りと夜行列車
8日目 8月16日(金)ロバニエミ
夜行列車からの移動日で、くたくた。宿にチェックインするまでに時間があったので、近隣のスーパーへ。スーパーに、子供の遊び場があって、無料で使えてとても助かった。日本だったら、こういうの1時間いくらの有料の遊び場にしてしまいそう。
ロバニエミでお世話になった宿。1泊だったのが、もったいないぐらい素敵だった。
9日目 8月17日(土)ロバニエミ →ヘルシンキ
サンタ村と北極線
近くに、ライブカメラがあるからYoutubeをシェアして、日本でみてもらう。ライブカメラの存在は、近くにいた観光客が教えてくれた。必ず「Do you speak English?」と聞かれるのは何でだろう?子供達が楽しみにしていた、サンタさんとの写真撮影。話している時は、元気だったのに写真ではとても目がうつろなサンタさん。
10日目 8月18日(日)ヘルシンキ
オーロラが見えた?
アプリで、オーロラが見えるかも!という予報が出ていたので、夜行列車で夜何回も起きては窓の外を確認する。夜2時ぐらいに、うっすらオーロラらしきものが見えるけれども、「おおーーーー!!」っていうほどでもない。このアプリで、見える確率50%ぐらいを超えると、かなり可能性があるらしい。
再びヘルシンキ
11日目 8月19日(月)ヘルシンキ→タリン
12日目 8月20日(火)ヘルシンキ→東京
デザイン博物館のこと
デザインは、生活をよりよくする。ヘルシンキの交通の「Design for all」の考え方。
https://www.itej.or.jp/cp/wp-content/uploads/katsudou/2019-01.pdf
(説明の日本語訳)
D-Ark Lab プロジェクトの一環として、私たちの博物館は「良い近隣」を記録するキャンペーンを開催しています。私たちの日常生活の不可欠な一部である場所を記録して保存することがこのキャンペーンの目的です。大都市は成長を続けており、農村地域は人口減少に直面し続けています。変化は不可避ですが、これにより、かけがえのない貴重な建築的・歴史的遺産が危機にさらされています。私たちの博物館が価値ある場所を記録するのを助けてください。あなたにとって重要な場所の写真を撮って共有してください。この特定の場所があなたにとってどれだけ大切なのかを伝える文章を博物館のウェブサイトに登録してください。このキャンペーンの結果を画面上で他の訪問者と共有できます。このキャンペーンは、フィンランドの地域社会や歴史的な場所を記録・保存することを目的としており、地域の変化や発展に伴って失われるかもしれない文化遺産を保護する活動の一環です。(ここまで)
このの取り組みが面白い。いろんな人にとって価値のある場所っていうのがある。それを集めると、何が見えてくるんだろう?
13日目 8月21日(水)飛行機
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