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岡秀昭医師の言動に関する簡単なまとめ

以前よりコロナ対策に関して推進、反対両陣営に別れてXでは日夜バトルが繰り広げられているが、その中でも中心的存在になっているのが岡秀昭医師(以下岡氏)である。
最近でもその勢いは衰えず、激しいバトルがX上で繰り広げられている。
特に今話題となっているのが、Abemaニュースでの放送だ。


この放送、誹謗中傷に関する具体的なポストも何もなく、岡氏の言い分をそのまま垂れ流しているだけの、双方言い分があって争っている問題に対するものとしては極めて底の浅い番組になったと批判せざるを得ない。

そこで、この番組も知らない、X上でのバトルもよく知らない人々の為に簡単(簡単とは言え少し長い)なまとめを行おうと言うのがこの記事の趣旨である。

当然それを行うには時系列に沿って流れを把握する必要があるため要点をスクショ等を用いて記す。


シンガポール事件

まず最初にして最大の問題である。岡氏と言えばコロナ初期の頃からコロナ治療の現場で活躍されていると言うことは両界隈で広く認知されているが、当然対策にも肯定的で常に警鐘を鳴らしてこられたものだ。その彼がまだコロナ5類に移行する前の3月に、シンガポールに家族とプライベートで渡航し、対策も疎かにコロナ罹患したと言う問題である。


2023年3月末。世間では根拠も分からぬまま突然マスク緩和だけが先行して伝えられ、あれだけ厳しくノーマスクを降機させてきた航空会社もこぞってノーマスクを容認しだした頃、それでもコロナに「正しく怯え」、自身や周りの健康の為にと自粛を貫く人々もまだ存在する中、ご子息の卒業祝いを理由に、岡氏は家族でシンガポールに訪れた。まだ5類化前なのに。人々が専門家の言いつけを守って自粛してたのに。
しかし岡氏はそこで対策も殆どせずコロナに罹患したようだ。






念の為に言っておくが、私は対策反対派であり、いついかなる時期であれ、海外旅行?行きたいなら行けばいい。行けなくされる方がおかしい。マスクやワクチンもやりたい奴が自分でやるだけで、他人に強要しないなら好きにしろ。ただ原則は皆ノーマスクノーワクチンだ。
と思っている。なので岡氏の渡航も本音としては喜ばしいと言う思いは半分ほどあった。
問題はその行為、結果ではなく、それまで、そしてそれ以降の自身の発言との言行不一致にあることは改めて強調しておく。

対策支持派のダブルスタンダードと正論

さて、当然これまで対策に反対してきた人々は、その言行不一致、我田引水に激怒し批判の嵐。これは未だに止んでいない。
しかし不思議なことに感染対策を訴えてきた人々は岡氏を全く批判しない。あれだけ対策を訴えてきた人々が、岡氏を批判するどころか擁護し出したのだ。

例えば週に1度だけ実家の医院に勤務して診察をすることで有名な知念実希人医師はこう言う。


岡氏がハイリスク層であると認識しながら海外旅行に興じると言うコロナリスク忌避派からしたら到底許容し得ないような状況を目の前にしてもそれを咎めることもなく抗ウイルス薬の投与は当たり前だと言ってしまう始末。

その点対策支持派として筋を通したアカウントは、我々は二人しかしらない。
一人は先程の知念氏が引用したうじー氏。


そしてもう一人は既にアカウントが削除されたが、ssbb氏である。


あまりにも分かりやすく十分な批判であった為、岡氏もこれが精一杯の反論だったのだろう。

そしてこれ等の当然の批判に耐えかねてか2023/04/01までに本アカウントを削除した。


5類化そして復活

その後、2023/05/08にコロナがこれもよく分からぬまま5類化することとなった。対策の結果ではなく、対策を緩和したことで社会が少しずつ正常化し始めたのだった。
そこからおよそ1ヶ月が経った2023/06/11。何者かが戦う為に帰ってきた。

しかし何かおかしい。6月に帰ってきた新しいアカウントが同年4月に作られており、その時のポストが残っているのだ。これは普通に考えればサブアカウントとして他者を装って自身を擁護する為に利用していたものを再利用し、それまでのポストを消していなかった、と考えるのが妥当だろう。実際、この今まで生きている同アカウントは同年4月に作成されたと表示される(スクリーンネームは変わっているが岡氏が自ら行ったことでありここでは詳述しない)。


またその後も「これ岡氏では?」と思われるアカウントが多数現れるが、ここでは深入りしない。
また岡氏による開示請求の実績や訴訟についても深入りはしない。

原告秘匿訴訟

ただし最後に一つだけ言及しておかねばならぬことがある。

それは、岡氏は原告だけではなく被告でもあると言うことだ。



本人が言及しておられるのでこれを用いて説明すると、ここにある「秘匿取り消し訴訟」と「反訴原告」のそれぞれ2件がそれにあたる。

要するに、反訴とは提訴に対する反論であり、この時点で被告であることが分かる。
また秘匿取り消しとは何のことかと言えば、訴訟とは原則本人の住所氏名を被告側にも通知する必要があるのだが、DVであったりストーカーと言ったリスクが懸念される場合、それを秘匿するよう申請することができる(ちなみに岡氏自身も訴訟に際し、住所はこの制度を用いて秘匿している)。そしてこの場合は両件ともそれが認められたと言うことだ。これは裁判所が公正に状況を鑑みて判断する。要は岡氏はこれを取り消して原告の個人情報を示させたいと言うことだ。
しかし、今回この記事では言及はしていないが、岡氏は処罰感情が強く、またそれを自ら公言しているし、「支援者」と称するアカウントと協力して、「ロックオン」する対象を探し、公言し、「支援者」に攻撃させると言うこともしているし、謝罪文や訴状について、個人名等を伏せずにネット上にアップしたりと、とてもではないが心証が悪くなると言わざるを得ないことを未だに繰り返しており、取り消しが叶う可能性は限りなくゼロに近いと思われる。
だがそれでは支援者に示しがつかないから、こうやって旧帝国軍の如く、具体的には撤退を転身と称するが如く言葉の不適切な言い換えを行わねばならなくなっているようだ。

おわりに

岡氏に「ロックオン」されて早1年半。当事者としてやりあったりした身として、Abemaニュース様より、一次資料に基づいて客観的で具体的なまとめができたことを誇りに思う。

一方、東京新聞では岡氏を原告として提訴された方に対するインタビューが行われるようだが、先のAbemaニュースみたいな一面的で、取材対象者の言い分を垂れ流すような取材ではなく、しっかりと双方の言い分や客観的証拠に基づいて、公正な報道が為されることを、一国民として願っている。



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