寒い夏
歌詞:フクダチナツ
エアコンの効いた部屋で
くっついて寝ていた
ベットには毛布、君にはわたし
くっつけた足は暖かかった
出かけるにもお金はないし
外はやけに明るすぎる
結局こうして2人
六畳の端、ベットの上
去年の夏にできなかったこと
今年こそはしようねって言おうとしてたの
君はわたしじゃない誰かに
暑い夏を期待する
今年こそはなんて思った私が馬鹿だった
エアコンの効いた部屋で
1人ぼっとしてた
設定温度は変えてないから
ちょっと寒い、君がいないから寒い
出かけるにもお金はあるけど
外はやけに明るすぎる
結局こうして1人
六畳の端、ベットの上
去年の夏に行けなかったとこ
今年こそはいこうねって言おうとしたの
君はわたしじゃないあの子に
暑い夏を期待する
快適な空間があることも忘れて君は馬鹿だよ
半袖よりスウェット、外よりもベット、
君に入道雲も花火も似合わない
この部屋が君とわたしの夏、
来年こそは帰ってきてよ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
🤭裏話🤭
「今年の夏は暑い!」と
バイト先の店内放送で流れる度に
自分の中で去年の夏はどうだったかを
思い返してしまう。
2020年の夏。
記憶にあるのは外の真っ直ぐな日差しじゃなくて、エアコンの効いた私の部屋。
冬場にしかあるはずのない毛布が転がっていて、君も寝転がってる。外は暑いしお金はないし、2人の居住スペースなんてベッドの上で十分だった。
でも、ちょっと飽き飽きした。今年こそは、せっかくなら夏っぽいことを君としてみたかった。だから外に出ようって言おうとしていた。だけど君は、私じゃない誰かとそんな夏を過ごしたかったようだ。
ひどい話。結局私たちは、ベットの上で過ごしていたのがお似合いだったのかもしれないね。高望みしてごめんね。君には入道雲も花火も似合わないから、早く戻ってきてよ。快適な空間ならいつでも私が用意しておくから。
(フィクションです)
というストーリーを描きつつこの曲を作ってみました。
夏は自分の生まれた季節でもあるのでなんだか特別に思ってしまいますね。寒い夏と暑い夏、皆さんはどっちが好きですか?
P.S エアコンの効いた部屋で毛布をかけて寝るなんとも贅沢なあの時間ってなんなんでしょうか。それに加えて隣に好きな人がいるって考えたらそれだけで……って感じですね。羨ましい!
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