よん
作詞:てざわり
春 白い 消失感
淡い 憎い 羨望も
段ボールに詰め込んだまま
君の真似して硬くなった指の先の皮がめくれたんだ
カレンダーはまだそのままなのにね
やたらと苦い君の言葉を飲み込むので精一杯だ
水で薄める事ができたらよかったな
与えられたもので溢れた狭い部屋で
いつかなんてこないものを待ち続けてる
逃げることも下手になってただ先を見つめて
生き急いだ君の焦燥感だけここに残っている
やたらうるさい君の音に
私の時間を重ねたように
今更分けることなんてできなくて
黒い何かを詰め込んだ日々はエモいの言葉で片付けられてしまった
君が綴る言葉の意味はまだわからない
生き急いだ君の焦燥感はまだこの部屋にある
与えられたもので溢れた狭い部屋で
君がすぐになくす三角は忘れられて
探すこともせずに次ばかりを見つける
近くにあることに気がつかないのは君の悪い癖だ
春 白い 消失感
淡い 憎い 羨望も
まだ段ボールに詰め込んだまま
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
てざわりが人生で初めて作詞作曲した曲です。
完成して歌ってもらったの聴いた時ほんとに感動したな...
歌ってもらう時にあらすじを軽く書いたのをまんま載せます
「売れないバンドマンと付き合っていたが突然フラれた!最近周りが売れ始めるか、辞めるかで、彼も影響されてしまったみたいだ。正直音楽の才能はないと思っている元カノであったがなんだかんだ忘れらんねえよ。」
何を言っているんだ...
一言で表すとバンドマンと同棲している女の別れを妄想して作った曲です...
与えられたもので溢れた部屋ってのは、純粋に私の部屋がもので溢れかえっているからです...
とあるバンドマンのことを想像しながら作ったのですが、この曲の最初のコードは私が初めて聞いたそのバンドの曲と同じコードで始まります。(カポついてるけど)
世界で一番好きなバンドです。
「逃げることも下手になって」って歌詞があるのですが、その人が数年前に言ったこんな感じのニュアンスの言葉をずっと覚えてて。
よくバンドマンにガチ恋する人多いですよね...芸人然り...アイドル然り...
私も友達に良くこのバンドマンが好きなのかと聞かれるんですけど全くLOVEの意味はなくて
めっちゃめちゃ尊敬しててこの人がいなかったら死んで...はいないけど今の私にはならなかったと思っております。
でも同級生だったら絶対に仲良くなってない。
同級生じゃなくてよかった。
何となくで始めたこのバンドで、私はいつかでいいから同じライブとかサーキットとかOAとか絶対にやらせて貰えるくらいになりたいという密かな野望を抱くようになりました。
それも間に合わなかったんですけどもね
擦りもしなかったです
なので後は完全に間に合わなくなる前に急ぐしかない
ながい!この曲たまに好きと言ってくれる人が現れてうれしい所存でござる。
ボーカルの喉が死ぬ曲。ゴメンネ...
歌詞の話↓
バンドマンの彼氏がどっかいってる間にギターを勝手に触って練習していて指の先の皮がめくれた。
それだけ時間が経ったのにカレンダーはめくれず時間はあの時のままで止まってる。
君のネガティブな言葉も棘のある言葉も気の利いた言動はできず「うん」と受け入れることで精一杯だった。
差し入れてもらったもの彼から貰ったもの私があげたもので溢れかえった部屋でいつかデカいフェスに出るとか来ない未来を待っている
もう今更引き返せない。辞めて何になるんだ。
周りの普通の奴らとは違う。他のバンドは売れていく、サラリーマンのやつは昇進して結婚していく。
君が書き残したノートがまだ置いてある
音楽のことは私にはわからないからうるさいとしか思わなかった。
曲と歌詞が分けられない1つであるように、私を思って作った何曲もの曲を割り切って聴くことはできない。
私との綺麗ではない、一言で片付けられない何年もの思い出が詰まった曲は第三者に「エモい」の一言で片付けられてしまった。
君が書いた歌詞にどういう意味が込められているかが未だにわからない。
君の帰りを待つように曲を作った跡が部屋に残ってる
ピックをすぐに無くすくせに探しもしないで新しいものを買う。
ジャケに扱うけど大切なものではないのか
大切なものはすぐ近くにあるのに、それに最後まで気がついてくれなかった。
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