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「アベ・ンジャーズ/インフィニティーアベ」イベントレポート

【イベント概要】
3月15日に行われた「アベ・ンジャーズ/インフィニティーアベ」は過去最高のイベントとなった。UMAR VELに所属するプロ自炊家abeが主催の企画である。
春から社会人になるプロ自炊家。学生最後の集大成として過去最大のイベントを行うこととした。

【UMAR VELってなに?】
UMAR VELの詳細はこちら:
https://www.facebook.com/UMAR-VEL-201290117465814/

【イベントレポート】

今回集結したヒーロー

プロ自炊家abe
食能:自炊
食に対するあくなき探求心を持ち様々な料理を提供する。カレーが大好きである

キャプテン・チバラキ
食能:ハイボール /コーヒー
人を感動させるハイボールを提供し、ウィスキー好きを唸らせる。
各国の有名な産地の豆を使った本当に美味しいコーヒーを提供し、コーヒーの虜にする。


ミリンタリー・ソルジャー
食能:みりん
普段は「味覚」の研究を行なっている大学院生。
ある日、みりんのおいしさに取り憑かれ、みりんをただの「調味料」として見るのではなく「ジャパニーズ 麹 リキュール」として使い始めた結果、様々なカクテルや料理を生み出した。

ハッピー・たんぽぽ
食能:ドリンク
プロフィール:
海外と服が好きで、服で世界をハッピーにする。
お酒はあんまり詳しくないが会話を通して、BARカウンターからハッピーが届ける

ワンダー・ハール
食能:デザート
プロフィール:
器、食、酒など、食卓のまわりのものたちが好き。
自分の好きなものや、みんなの好きなもを作ってくれる。

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食能:?????
プロフィール:
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今回のイベントでは、彼らヒーローたちが大いに活躍した。

【今回のお品書き】
・3種のカレーと鶏肉のスパイスマスタード焼き+サンボル
・みりんのイカ焼き
・みりんのカクテル
・ハイボール
・????????
・チャイのチーズケーキ

開始1時間前に会場入りし、それぞれのヒーローが次々に出現する。abeは準備を時間内に終わらせることができず、参加者を待たせてしまうという事態を発生させた。

続々と集まる参加者。彼らの目の前には大量の謎スナック菓子「社長チップス」が山積みになっていた。

味は涙と汗のCEO味。
怪しいイベント名と、読んでも内容がわからないイベント説明。このイベントは大丈夫なのか?と参加者の不安が募っていく。


予定より30分遅れでイベントが始まった。

謎のスナック菓子「社長チップス」を使ったアイスブレイクを皮切りに、司会進行が軽快なトークで会場をアベンジャーズの空気へと変えた。

ヒーローが自己紹介をし、何を提供するか説明をしていく。
それぞれのこだわりが詰まった品々の写真と説明に参加者たちは思わず唾が沸いてくる。
最後のヒーローが紹介を終えたと同時に、謎のヒーローがやってきた。右手には長い木の棒を持っており、特徴的なサングラスをしている。

まさか!!
と全員が息を飲んだ。
あの、饂飩人テウチが帰ってきたのだ!!

忽然と姿を消したはずのテウチが、
abeを助けるため、姿を現したのである。

テウチの登場に会場が湧いた。最後のヒーロー、テウチの紹介が終わる。
「前説はいいからはやく食べさせてくれ!」
参加者の叫びが聞こえてきそうだった。

全員がドリンクを手に取り、乾杯を待った。
abeの「今日は楽しんでいきましょう!乾杯!」という掛け声とともにイベントはついにスタート。

それぞれのヒーローが持ち場につき、やってきたお客さんを盛大にもてなす。

プロ自炊家abeからはカレーが振舞われた。今回のイベントのためにabeはスリランカでカレー修行で腕を磨き帰ってきた。スリランカでのカレー修行のアウトプットはこちらである。

・あごだしを使ったチキンカレー
・かぼちゃとダルのココナッツカレー
・オクラのローストカレー
・鶏肉のスパイスマスタード焼き
・サンボル(ココナッツを使たサラダのようなもの)

3色のカレーと副菜2つの豪華なカレーだ。

参加者の中にはabeのカレーを食べたくて集まった人も少なくない。
「美味い!最高だ!」という声が続出した。

次はミリンタリー・ソルジャーの料理を見ていこう。
・みりんのイカやき

・白だしみりんうどん(テウチのうどんを使用)
・みりんの牛乳割
・みりんのジンジャエール割

味覚の研究をしているミリンタリー・ソルジャーだからこそ繰り出される料理の数々。
調味料としてのみりんではなく、お酒としてのみりんのもう一つの姿を見せてくれた。
4種のみりんのそれぞれの特徴を知り、参加者に振舞う姿はもはや熟練の戦士のようだった。

キャプテン・チバラキのハイボール。
彼の提供するのはハイボールだけではない。

今回はジンリッキーも提供した。
さらに、ミリンタリー・ソルジャーが提供するみりんカクテルを応用しシェイカーで作るM&M(みりんミルク)。シェーカーの音が会場に鳴り響いた。
きりっとしたルックスに提供されたお酒もしびれる味だ。
キャプテン・チバラキのお酒を振舞う姿をみてから飲むお酒は普段より5倍おいしく感じることができた。

彼の存在がイベントの格を一気に引き上げた。

饂飩人テウチが繰り出す讃岐うどん。
テウチの手打ちに魅了され、人はいつの間にかうどんを打っている。

気づいたころには、もう手打ち童貞を卒業しているのだ。彼の陽気な性格が人をひきつけ、人だかりができていた。

うどん職人が繰り出すうどんを、今か今かと待ちわびていた。
もっちりとした食感は、ダイナマイトボディの女性の様だとテウチは例えた。みんなも納得しながら食していた。

ミリンタリー・ソルジャー饂飩人テウチのコラボ料理「白だしみりんうどん」。

カツオと昆布だしの中にみりんが生み出すコク、後味にほんのり残る生姜のピリッとした風味。絶品の一杯である。

ワンダー・はーるが作る「チャイのチーズケーキ」。
しっとり濃厚で、ボトムのくるみの食感と香りがたのしめるちょっと大人なチーズケーキ。

後味にチャイの風味が鼻を抜け、チーズケーキでありながらチャイをも感じさせてくれる一皿だ。食べた瞬間に、「うますぎる!」という声が続出した。

ハッピー・たんぽぽの献身的な調理補助、参加者とのトークが場をハッピーにした。
彼女無くしてこのイベントは成立しなかったであろう。

最高の会場と最高の料理提供者、そして最高の参加者によって素晴らしい空間がそこにはあった。

このイベントを終えた時、

「楽しかった、今日もいい一日だった!また明日からまた頑張ろう!」

些細な日常に少しの幸せを提供できたのならばこのイベントは成功だったと言えよう。

『「何を食べるかじゃない。誰と食べるかだ。」という言葉は正しい。最高なのは、おいしいものを食べ、それを通して様々な人と交わることだと思う。食は人を幸せにできる。アベ・ンジャーズは幸せの場を提供できる集団だ。』と、abeは語った。

非力で気弱な少年は、仲間との出会いを通して様々な苦難を乗り越えていった。たくさんの人に支えられてここまで来たことを実感した。

長く続いたプロ自炊家abeの物語は一度、ここで幕を閉じる。
しかし、これはまだ序章に過ぎない。abeは成長する。彼を取り巻く仲間たちもまた同様にー

自分たちの手で掴み取った未来を続けて行くことが本当のはじまりなのだから。


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