データで見るLegionTD2② ~リーク編~
前回の記事の続きです。
公式が提供しているAPIを使って上位層の試合データを分析しています。
今回は以前の記事で抽出した「初期配置ユニット」別に、ウェーブごとのリーク状況を確認していきます。
傭兵送りのタイミングの参考になると考えています。
①初期配置ユニット別の使用率・勝率(前回と同様)
まずは前回のおさらいとして、1wave目に配置するユニットごとの使用率・勝率を載せておきます。
使用率2%以上のスタートのみ抜粋してあります。
次章ではユニットごとに各waveにおける平均リーク量を見ていきます。
グラールは特殊なのでこの記事では扱いません。
(グラールから何に派生するかで全く異なるため)
②Waveごとの平均リーク量
本題です。
リーク量の計算は
[リークした金額] / [そのウェーブで貰えるはずだった金額(傭兵は除く)]
で行いました。
ざっと計算した感じゲーム内のマッチ履歴のリーク欄と一致してます。
初期ユニットごとに各ウェーブのリーク量の平均を取ったものが以下になります。
量が多いので「勝率50%以上」「勝率50%以下」で10ユニットずつに分けています。
解釈は読み手に委ねますが、ぱっと見で
・全体的にwave10は大量リークのチャンス
・ヨゾラはwave5に弱い
・プリーステスor火エレに頼るとwave10で痛い目を見る
・花を潰すにはwave5, 7or8, 10がいい感じ?
あたりは読み取れるのではないかと思います。
バウンティハンターがwave6で抜かれがちだったり、ウィンドホークがwave1で抜かれてたり(wave1スネイルで抜かれる)するあたり、それなりに信憑性があるデータな気がします。
おわりに
今回はwave1で置くユニットと、序中盤のリーク量の関係を見てみました。
ユニットの雇い方の統計、
例えばwave1グリーンデビルの場合、wave2は
グリーンデビル + バズ: 27.8%
グリーンデビルのみ: 17.1%
グリーンデビル+チェインフィスト: 7.3%
みたいなデータも取れてはいるんですが、いかんせん見せ方が難しいのでまだ寝かせてあります。
waveが進むごとにパターンが爆発的に増えるのでなかなか難しいですね。
次は初期ユニット別にどの傭兵を、どのウェーブで送られるとリークしやすいのかを分析していきたいと思います。
次回がありましたらまたよろしくお願いします。