データで見るLegionTD2
150戦ほどしてようやくExpertに到達できました。
さらに上を目指すために、公式が提供しているAPIを使って上位のプレイヤーの行動を分析してみたいと思います。
執筆時点ではpatch 8.05.2です。
①分析対象
以下の条件で試合データを取得します。
・ランク上位100名の直近20試合
・ランク戦のみ、クラシックは除く
・重複している場合は1試合にまとめる
・念のため平均レート2000以上でフィルタ(お遊びduoを除外)
この条件で計1192試合分のデータが取得できました。
②Waveごとの鉱夫・収入額の平均
やりたい事はいろいろありますが、まずシンプルにwaveごとにどのぐらいの鉱夫数・収入があればいいのかを見てみます。
まずは鉱夫数から。
(グラフの生データはこの章の最後に置いてあります)
wave7で10人、wave10で14人が一つの目安のようです。
優勢・劣勢に関わらず、wave14では鉱夫を雇わないのが主流みたいですね。
(wave15からは50Gで2人雇えるため)
次に収入です。
生データを見てもらうと分かりやすいですが、勝ち試合と負け試合ではwave10時点で約6Gの収入差があります。
カタツムリ一匹分の差が生死を分けるシビアなゲーム。
このデータはランク別に比較したほうが面白そうな気がします。
最後にグラフの生データです。
③初期ユニット別の使用率・勝率
次に、1wave目に配置するユニット別に使用率と勝率を出してみました。
使用率2%以上のユニットのみ抽出し、勝率順にソートしてあります。
複数配置する場合は"|(パイプ)"で区切りました。
このデータだけで結論付けるのは早計ですが、
・グリーンデビルスタートは強い
・スケルトンならファイヤアーチャーよりボーンクラッシャーの方が良い
・手癖で置きがちなバーサーカー勝率低くない…?
あたりが面白いポイントかなと思います。
おわりに
今回はLegionTD2のAPIを使用して、触り程度に上位層のプレイングを分析してみました。
試合の生データは集まったので、これからもう少し詳細に
・定番のオープニングとその勝率
・リークしやすい傭兵パターンの洗い出し
- バウンティハンターにはスネイルとかそういうやつ
・配置のテクニック
なんかを見ていきたいと思います。
次回がありましたらまたよろしくお願いします。