【高知県足摺岬】 唐人駄馬遺跡にて①
高知県の足摺岬周辺は不思議な場所が多くあります。
前回記事に書いた白皇山の山中や山頂にある巨石群は、実際に現地を訪れてみてみると驚くべきものでした。
通常の神社などでこのレベルの巨石があれば、磐座、御神体として祀られているであろう岩がゴロゴロと点在しています。
山頂に至る途中には白皇神社屋敷跡があり、そこには巨大な岩が御神石(おんかみいし)と呼ばれる形で存在しています。
そして、もう一つ足摺岬周辺の不思議な場所は、唐人駄馬遺跡(とうじんだばいせき)。白皇山の登山口から程近い場所にあります。
この唐人駄馬遺跡ですが、何があるのかというと、ここも巨石です。
巨石という点では白皇山と唐人駄馬遺跡は共通しているのですが、違う点は唐人駄馬遺跡の巨石群の方はより意図を持った巨石の配置となっているということです。
正確に言えば、人間がそれらの巨石をその場所に意図を持って配置したことは証明することはできないとは思いますが、現地に行ってその場所を体感してみると、これは本当に自然の力だけで長い間にできたものです、というのは違和感を感じます。
不思議な世界の側面から話すと、この場所は独特のエネルギーの場が存在しているようで、もしスピリチュアルカウンセラー、霊能者、チャネラー、ヒーラー、エネルギーに敏感な方であれば、その独特なエネルギーを感覚的に理解できるのではないかと思います。
おそらく入口からこれらの領域に入った瞬間にその場のエネルギーを肌感覚としてキャッチするでしょう。
しかし、全国的に有名ではありません。
日本各地の神社仏閣のいずれにも当てはまらないこの場所は、どちらかといえばストーンサークルなどと同様に古代のパワースポットとして位置付けられるところです。
ただ、その外観上というよりエネルギーの独特さから、過去に日本や日本周辺、近海で日本の現在の文化とは異なる文化圏があったのではないかと思わせるには十分な遺物です。
(②に続く。)