亡くなった後に後悔している人と触れて思う3つこと〜後編〜
(前編からの続きです。)
2.やらないで後悔するよりは、やった結果を味わう
人は自分がやったがないことは、少しネガティブに捉えるように思います。
自分がやり慣れていること当然やってできるので、失敗することや、失敗からくるネガティブな感情も経験することはないと思います。
それが、自分がやったことがないことは、やったことがない分だけ、結果が成功するか失敗するかがわからない、その分だけ、失敗したらどうしようという不安や心配なども感じて、新しいことにチャレンジするときに少し尻込みします。
そんな気持ちを抱えながらでも、後々死んだ後に後悔するのならば、まずやってみること。
やりたいこと、やってみたいこと、伝えたいこと、行きたい場所などなど、実際にやってみて、その結果が良いものでも思ったものと違うものでも味わって一つの経験とするのがよいのではないか、と。
3.目の前のやりたいことをやっていった先で、開くドアがある
これはちょっと不思議なことですが、今自分がやりたいことがあって、それをやらないでいると、それ以上先に現実が進まないことがあります。
今の自分としては、あることがしたい。
それは大好きなことを仕事にしたい、とか、何か特別に気になる場所があって行きたいとかなんでもいいのですが、それをやらないと、その欲求や直感の後に出てくる欲求や直感にたどり着けないのではないかと思うのです。
まず初めにある1の欲求があって、1の次に出てくる2の欲求がある。
しかし、1の欲求を行動に移して、体験して、味わってから初めて2の世界が見えて、その欲求が湧いてくる。けど、今の位置からは2の欲求は見えない。
なので、1の欲求をまず行動に移すことが大切になるということです。
以上が私の感じた3つのことです。
ということで・・・
亡くなった後に、その方々の人生の一端に触れると、人間はできるだけ後悔がないように生きるのが良さそうだなと思います。この世を離れるその時に、執着がないように。未練や思い残すことがないように。
今この時点で、これから感じるであろう全ての欲求や願望をさらうことは出来なさそうな構造がこの人間の人生の仕組みにありそうですが、少なくとも今あるものから始める。
そして、一つ一つ体験して、出会う人、訪れる場所、その出来事から、その瞬間を味わっていくことが、私たちの幸せ感と最終的なQOL(クオリティオブライフ)に貢献しそうだなと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。