「神示」とは?
神示とは、神がある人間を通して降ろしたメッセージ。
また、その内容を記したもの。
「神」が「示」す、と書くので、まさに神様から人間に対して伝えたいことという意味になります。
人間の歴史の中で、神との対話の中でメッセージを受け取ったり、突如として自分の意思とは関係なく映像が見えたり声が聞こえてきたりして、神のメッセージを受け取る方がいます。
全ての人間が神様や仏様、その他の見えない存在とのコミュニケーションを意識的に行えるわけではありません。なので、やはり神からのメッセージを受け取るというのは、不思議な体験ですし特別感があります。
神からのメッセージの受け取り方もいくつか種類があるので、時代や人によって統一されているわけでもないと思います。その中に、自分の意思とは関係なく筆やペンを持った手が勝手に紙に文字や数字、記号などを書き始めるという自動書記という形態があります。
日本国内では、神示として有名なものの一つとして「日月神示」があります。
出口王仁三郎と出口なおがつくった大本に関わりのあった岡本天明に、1944年6月から降り始めたものです。このメッセージを降ろした神は国之常立神(国常立尊)と言われています。
現在においても、現代の方々に神々が必要なメッセージを、必要なタイミングで、ある人間たちに降ろしているようです。内容は、この世界の仕組み、人間はどう生きたらよいか、これからの世界と多岐にわたるようで、神による人間に対しての啓蒙活動であり啓発活動のように感じます。
中には宇宙存在と呼ばれるものや、神や宇宙存在とも異なるメッセンジャー的な存在がいたりと、頭だけで理解しようとすると、もうよくわからなくなってしまうかもしれません。
スピリチュアルや精神世界への入り口は様々です。
こうしたある種の預言や神仏などのメッセージに興味が湧くところから入る方もいれば、自分や家族が原因不明の体調不良に悩まされて、霊能者のところに行って除霊してもらったら症状がなくなったという体験から入る方もいます。
自分や子どもの口に入れるものに気をつけようと添加物について調べていった先に、精神的健康についての探究が始まり瞑想、そして何やらよくわからないエネルギーを体感してしまった、なんていうのもあるでしょう。
たまたま友達といったパワースポットで強烈な眠気や体調が悪くなる、逆にすごく清々しい気持ちになるなど。
どこから入ったとしても、自分自身のことを振り返るタイミングがあります。
自分の内面と向き合うことが、スピリチュアルや精神世界と言われる分野を学ぶ際にはプロセスの一部です。
その内面を見つめるとき、
自己の深層(真相)へのディープダイブをするとき、
これからの世の中を考えるときに、
そのヒントを与えてくれるのが神示だと思います。
まず少しでも検索して調べてみると、自分の世界を広げてくれるきっかけになるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。