水は人間が生きる上で欠くことのできないものの一つです。
世界中のほとんどすべての人が、毎日水を飲んで生きています。
それだけ人間にとって大切な水ですが、普段はあまり意識していないのが、実際のところだと思いますので、スプリチュアル的な視点も含めて水について少し考えて見たいと思います。
① 人間の半分は水でできている
「人間のほとんどは水でできている」と言われますが、実際は年齢とともに人体の中で水分の占める割合は変化しているようです。成人の体ではおよそ60%が水分で占められています。食べ物がなくても水さえあれば人は1ヶ月近く生きられると言われることもあるようですが、水を摂取しないと2〜3日で生命維持が困難になるようです。
② 地球の70%は水
正確には、地球の表面
のおよそ70%は水で覆われているということです。そのうち、97.5%が塩水、2.5%が淡水です。しかも、淡水の氷山、氷河、または地下水として存在しており、人間が利用しやすい淡水は0.4%とのデータがあり、かなり少なく感じます。
③ 水が感情を流してくれる
日常的にイライラしたり、悲しくなったり、ネガティブな感情を感じることがあると思います。それは普通のことですが、できれば日頃からご機嫌でいたいと思う人も多いと思います。自分自身の思考や感情のコントロールを行い、そのネガティブな感情の発生を防いだり、発生した感情のエネルギーを消化・昇華させるために自分でヒーリングや瞑想を行う人もいるでしょう。
同時に、水を飲むことで、そして排出することで、水とともに感情も流してくれるという効用があります。これは、ジュースなどの水分ではなく、水を摂取することが重要です。
④ 意識して水を飲む
すでに書いたように、人間の体の半分以上は水で出てきているので、水を摂取することは人間が生きる上で必要不可欠です。そして、精神的な観点からも、水を飲むことは自分のメンタルコントロールを助けてくれる効果があるようです。なので、意識して水を飲むことは、身体的にも精神的も良いことである、ということができるでしょう。科学的な根拠がないとも言われることもありますが、意識して水を飲むことを実践して見て、体の声に耳を傾けて見てください。そして、できれば良い水を飲むことが自分の体の波動を高めてくれます。
⑤ 感謝する対象
長野県の戸隠神社に行った際に、山からちょろちょろと水が流れていました。その水の流れは途切れることなく、山をずっと登って行ってもずっと流れています。人間が生きる上で水は必要不可欠ですが、これは自然から常に与えられています。どこの水でもすぐに飲めるかといえば、山、海、川の水を今すぐ飲むことはできません。しかし、常に水は私たちに与えられています。
香川県に行った際に、水の神様への信仰が強いように感じました。雨が少ない地方では、生活に水が欠けたときの大変さをよく知っているがゆえに、水の神さまを手厚くお祀りしているようです。身近で普段から使っているにも関わらず、その存在に感謝することが少ないかも知れませんが、よくよく考えると人間が生きる上で、最も感謝してよいものの一つでしょう。
「水に感謝して、意識して飲む」
このシンプルで、簡単なことが、自分の人生を徐々によくしていくことになるでしょう。