2022年 札幌記念結果
2022年8月20日、生花杯札幌記念が開催されました。
結果
サマー2000シリーズの大一番、スーパーG2札幌記念。
生花杯下半期初のG2レースです。
脚質構成は逃げ6、先行2、差し8となり、逃げと差しに二極化しました。
セイウンスカイ(m)が快進撃を見せるサマー2000シリーズで、いかに逃げを止めるかがトレーナーの課題と言えますが、その戦略としては逃げ勝つか、差し切るか、という考えに至ったトレーナーが多そうです。
好スタートを見せたのはセイウンスカイ(ロ)。
セイウンスカイ(m)やメジロマックイーン(よ)も加速スキルを発動させましたが、地固めと先駆けを同時発動させたセイウンスカイ(ロ)が内枠メジロマックイーン(よ)をまくって先頭に立ちます。
セイウンスカイ(ロ)とセイウンスカイ(m)が競り合いながら進み、ダイワスカーレット(O)が逃げたい中では遅れ気味の6、7番手。
先行勢はオグリキャップ(O)が6、7番手で追走し、オグリキャップ(処)は8番手。
差し勢はシンボリルドルフ(ロ)やマンハッタンカフェ(赤)が好スタート。
最後方に出遅れたメジロドーベル(よ)という形になります。
第1コーナーに入るときにセイウンスカイ(m)が前に出ようとしましたが、枠の差分厳しく、セイウンスカイ(ロ)は譲りません。
後方ではスイープトウショウ(ハ)が位置を上げて9番手あたりにつけます。
体勢は固まり、向こう正面ではセイウンスカイ(ロ)を先頭に、スイープトウショウ(ハ)、シンボリルドルフ(ロ)、アグネスデジタル(べ)らが9-11番手あたりで好機を伺います。
3コーナー中盤でレースは終盤に入ると先頭のセイウンスカイ(ロ)が一気に加速。
これが決まると誰も追いつけません。
後ろのスイープトウショウ(ハ)、シンボリルドルフ(ロ)、アグネスデジタル(べ)らは外には出さず中央から内を抜いて加速していきます。
直線から外に出したアグネスデジタル(べ)が上がり最速の追込みを見せ、最終直線でメジロドーベル(よ)の逃げためらいが発動してもセイウンスカイ(ロ)の脚は止まらず、強い逃げ切り勝ちとなりました。
アグネスデジタル(べ)は3度目2着とし、スイープトウショウ(ハ)、シンボリルドルフ(ロ)は強い差し足を見せて3,4着に入着。
前を走ったメジロマックイーン(よ)は何とか掲示板に残しました。
セイウンスカイ(m)の連勝は止まりましたが、またもやセイウンスカイを止められないレースとなりました。
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