お役に立ちそうにはございませんが、、、
私には、二人の息子がいる。
長男は、とにかく眠らない子だった。
正確に言うと、抱っこをしていないと眠らない子で、腕の中で眠りについた息子を、そっと布団におろすと、彼は目を覚まし、「まだ、ねてねーし!」と言わんばかりに大声で泣きだす。
私は慌てて、また抱っこして寝かしつける。
そんな日々が続き、『80パーセントのお子さまがこの方法で眠りにつきます』というようなキャッチコピーを見つけると、すぐにその商品を取り寄せ、試してみた。
結果は、全滅だった。
きつかった…。それまで、あたり前のように夜になれば布団に入り、ぐーすかと眠っていたのに、そのあたり前が息子の出産と同時に、あたり前でなくなったのだ。
その後、試行錯誤の末、夜、布団に入り眠ることを諦め、布団をくるくると丸め、壁に押し当てて背もたれにし、座って寄りかかるようにしながら、自分の胸に息子を置いて、私自身が息子のベットになり、仮眠するようにした。
それは、長男誕生から、半年ほど続いた。
「1人目は大変でも、2人目は楽になるよ。」という先輩ママさんたちの言葉を信じ、2人目を出産したが、次男は出産時から別の意味で大変で、その後、3歳まで入退院と病院通いが続いた。
その後も、彼らは周りと違う動きや歩みをし、周りからなんども、「大変ですね。。。」とねぎらいの声をかけられた。
そう、彼らは80パーセントの子ではなく、どうやら20パーセントに属している様子を、その後の人生においてもおおいに発揮していくこととなる。
友人に話しをしても、「うま美ちゃんの話しは面白いけど、子育ての参考にならない~(笑)」と笑われる始末だ。
というわけで、これから綴るエピソードは、すべて、(80パーセントの方には)お役に立ちそうにはございませんが、、、なのである。