果糖ぶどう糖液糖
これ何かわかりますか?
これ大体のジュースの原材料に表記されているものです。糖ってあるのでわかると思いますが、そうですトウモロコシから化学反応で作った甘味料(ハイフルクトース・コーンシロップ)です。
果糖ぶどう糖液糖(ハイフルクトース・コーンシロップ)といえばほとんどが米国産由来で、しかも米国のトウモロコシの90%以上が遺伝子組み換え(GMO)なので、果糖ぶどう糖液糖の入ったものを食べるということは、ほとんど遺伝子組み換え食品を食べているのとあまり変わりありません。
10年も前からアメリカでは、肥満や糖尿病などの原因として私たちの健康を脅かす存在ということで、使用禁止運動が広まっています。
しかし、ほとんどの清涼飲料水に入っています。
代わりにスクラロース、アスパルテームなどの人工甘味料が入っている場合もありますが、これはこれでいろいろと言われています。
「果糖ぶどう糖液糖」と「ぶどう糖果糖液糖」
清涼飲料水の原材料をみると、ぶどう糖果糖液糖と買いてあるものもありますね。この違い皆さんはご存知ですか?
果糖ぶどう糖液糖:果糖が50~90%未満
ぶどう糖果糖液糖:果糖が50%以下
比率の違いだけです。どちらが良い悪いはありません。
ちなみに原材料は多く入っている順番で記載されています。
コカインと同様の中毒性があることが判明
人間は本能的に糖質や脂質など高エネルギーな食べものを好むようにできています。
さらに、成分としての果糖ぶどう糖液糖はコカインやヘロインのような薬物と同様に中毒性があることが2013年の研究で(参考)示されています。
これを利用して清涼飲料水だけでなく、ビールやパスタやケチャプにまでとにかくなんでも中毒にさせて売るために一番効率の良い果糖ブドウ糖液糖を入れています。
それでは何故使われるのか
甘みだけを抽出しているため癖がなく、他の味を邪魔しないので使いやすいからです。さらに安価なのでメーカーにとっては夢のような甘味料なんです。
消費者が選ばなければなりません。価格と味だけで選ぶとそれを選びます。だって中毒性があるんだから。
麻薬と一緒です。
果糖ぶどう糖溶糖(異性化糖)の何が悪い
糖化リスクがぶどう糖の10倍
糖化とは、身体の中でタンパク質と余分な糖が結びついてタンパク質が変性、劣化してAGEs(糖化最終生成物)という名の老化物質を生成する反応をいいます。
AGEsは分解されにくく、肌や髪、骨など全身の老化を進行させ、体調不良や糖尿病、高血圧、がん等、様々なの病気の温床にもなります。
ためしてガッテンでのこんな実験をしています。人の筋肉に見立てた牛のコラーゲンに果糖を加え、体温と同じ37℃で2週間の保管した結果。
骨でも同じ結果になりました。
太る
液糖の形であるため、すぐに吸収され急激な血糖値の上昇をもたらたします。するとインスリンは過剰に分泌され、体に脂肪をため込みやすくなります。
また果糖は必ず脂質になります。
左上:果糖液糖を与えたねずみ 右下:普通の砂糖を与えたねずみ (参考)
そんな訳でUMAMI COLAでは果糖ぶどう糖液糖は
使いません!!
その分コストは上がりますよ当然、砂糖もなるべく使いません。
使うとしてもなるべく精製されていないものを使います。
当然これもコストは上がります。
でも、ちゃんとしたものを日常にしたいです。
昔は砂糖だったんですよ。
メキシコでは法律で果糖ぶどう糖液糖は禁止されています。