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自発的なごめんなさい


私の息子は自閉スペクトラム症という発達障害があります
知的な遅れもあり特徴としてはルーティンを好んだり、それがこだわりになったりすることが多くて予定外のことが起きた時にパニックになったりどうしてもその状況が受け入れられなくて大きな声を出してしまったりすることがあります

ワンオペとよく言われますが母親だけで子供たちを見るという子育てのワンオペレーションをしていたとある休日に
私にはもう一人娘がいまして今現在4歳で息子とは5歳年齢差がありまして、休日は娘がお昼寝をしていてお昼寝している間は息子と私がそれぞれ好きなことをしてたり、時には一緒に遊んでたりとかもあるのですが、寝かしつけてからは私は1階のリビングに降りてきて少し息子と過ごし、しばらくして干していた洗濯物を取り込んで畳んでそして娘を起こしに行く、こういうルーティンがあり
いつの日からか「お手伝いする」と馬太郎が言い出して洗濯物を取り込むのを手伝ってもらったりしてたんです
そのお手伝いするっていうのが息子のルーティンに組み込まれていたんです
そして私はそんなことをすっかり忘れて自分で洗濯物取りに行ってくるね!と1人で洗濯物を取り込んでリビングに降りてきたら
「お手伝いしたかった」と涙目になってしまったんです
仕方なくやり直しをしてもう一度その洗濯物を持って2階へいきお手伝いをしてもらったところ、そこで娘が自分で起きてきちゃったんです
少し騒がしかったのもあったのかなと思うのですが、また息子がパニックになり
「起こしたかった!まだネンネ!」となってしまい、またまた息子のこだわりに付き合い娘と寝室へ行きしばらく過ごすことにしました
娘と過ごしてしばらくしすると息子が私たちのいる2階の寝室にきたんです
そして「ごめんなさい」って私と娘に謝ってきたんです
この自発的なごめんなさいっていうのが、嬉しくてすごく大きな成長を感じました

このことで本人もこんな風に自分では納得いかないことを思い通りにいかないことで 嫌だなぁという感じで大きな声を出してしまったりすることを止められなかったけど、娘や私を困らせたっていうことがわかって悪かったごめんなさいが自発的に言えた謝ったというのがすごく本当に嬉しかったんです

息子が通っている放課後デイサービスや学校でもこういう感じで気持ちが乱れてしまったりしても自己解決したり抑えることができたということを報告では聞いてはいたのですが、こうして家庭でも実体験として感じられて本当に成長を感じました

小さな成長でも親として子供の成長は嬉しいものですね

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