「楽しむ」とはどういうことなのか?
今日の出来事
「楽しみましょう」でホントに楽しめたことある?
補足(それは自分にとってどんな意味がある?)
WBC日本優勝で、大谷選手の「言動」に注目が集まっている。
そのなかに「楽しむ」というワードを口にしたことがあったと記憶してて、
大谷選手は本当に野球を楽しんでいるな、と最後に思った。
「楽しむ」というワードは、スポーツの世界でも10~20年前から使われているのだが、
実際問題上辺だけのお飾りだったような気もする。
体罰問題だって、いまだに続いているし。
そして自分ごととして考えてみても、
僕は本当に「楽しんでいること」ってあるのかな?
「楽しんでいる時間」って1日、1週間のうちにどれくらいあるのかな?
と答えに窮したりもする。
仕事上でも、朝礼や定例会議で、「楽しむ」「楽しみましょう」とよく聞くけど、
実際に仕事がはじまるとギスギスしてることが多く、
ちょっと変わったユニークな意見が出ても、
煙たい顔されるか、その場だけ盛り上がって、結局実行されないことばかりだ。
そうか!(気づいたことは何?)
「楽しむ」と「ふざけている」の区別がつかないんだろうな。
日本人の気質なんだろうか?
仕事などの「公」の場で笑顔でいることがもはや失礼、みたいな価値観もあったりする。
で、大谷選手を見ていると
「楽しむ」というのは「好きなことに真剣に取り組む」
という解釈もできると思った。
好きなことに真剣に取り組めば、ときには笑顔も見せるし、ときには雄叫びも上げる。
そこに矛盾も違和感もない。
ましてや、ふざけてるなんて思われもしない。
やってみよう!(自分ならどうする?)
仕事をやっているとストレスが溜まることが多々あるけど、
好きな瞬間や好きな作業くらいはある。
そのピンポイントだけでも「真剣に取り組む」ことで、
「楽しむ」が、まわりに伝わるのかもしれない。
「楽しみましょう」と言うことが大事なのではなく、
「真剣に取り組む」という姿勢を見せることが大事な気がしてきた。
参考:『1行書くだけ日記 』伊藤羊一