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イベントのオンライン配信をもっと当たり前に

キングコング西野さん主催イベントに行きたい

10月初旬くらいの話。
Voicyを聞きながら出勤してて、
11月に、キングコング西野さん主催の
「世界で一番楽しい学校」というコンセプトのイベントが行われることを知った。

おもしろそうだなと興味が湧いてきて、
ちょうどチケット販売開始とか言っていたので、
思い切って行こうかなと考えていた。

ところが、会場は東京。
「じゃ、行ってみるかな」とは、一筋縄ではいかない。


チケット代が一番安い席で6500円。
一方、東京までの電車代が往復で約25000円、(そして移動時間5~6時間)
宿を10000円とすると、
移動と宿泊で、チケット代の5倍くらいかかってしまう。

出費が多すぎる。
正直、気持ちも萎える。


ということで、このイベント参加はあきらめていたのだが、
どうやらオンライン配信してもらえるようだ。
金額は2000円。

もちろん会場での臨場感、一体感、特別感は体験できないが、
移動その他にかかるコストを差し引くと、充分ではなかろうか。
さっそくチケット購入した。
一度あきらめてただけに、とてもありがたい。

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田舎生活最大のネック、エンタメ

田舎生活で不利な一面のひとつである

エンタメへの現場参加

に対して、
オンライン配信は、救世主以外のナニモノでもない。


僕が中学高校くらいまでは、
野球はテレビで見るものだったし、
音楽ライブは発売されたビデオで見るものだった。
それ以外のエンタメはテレビ放送頼み。

自分が球場や会場に足を運んで、イベントやコンサート、スポーツ観戦に参戦するなんてのは、
「非現実」の代表的なものだった。


だから大学生になって上京し、

ふらっと寄り道気分で立ち寄れるところに、東京ドームがあったことに度肝を抜かれた記憶がある。

田舎者にとって、東京ドームなんて、
天竺の向こう側にあるような、
チケットを持った選ばれし者しか足を踏み入れることのできない特別な場所だと思っていたから。

田舎だと、「エンタメ」の現場に参加すること対しての大きな壁がある。

配信文化が、現場体験を超えるとき

一方で僕らはテレビ慣れしているせいか、
「複数のカメラが随時切り替わり、映し出される画面で物事を見る」
という視聴体験が当たり前になっている。

ので、わざわざ現場に行って、自分目線のみでしか物事を見ることができないシチュエーションに、不自由さを感じたりもする。
球場で野球観戦してても、リプレイ映像を探す自分がいたりしないだろうか。
僕らは、
複数のカメラが捉えたシーンを画面越しに受動的に見てるほうが状況を把握しやすい脳みそになっているのだ。

VRも含めてどんどんオンライン配信は、もっともっと増えていって、
どこにいたって、エンタメを享受できる世の中になっていくべきだ。

まとめ

* 大都市開催のイベント、エンタメには、田舎から参戦するにはコストが大きい

* 移動にハンデのある地方民は、オンライン配信は積極的に活用すべき

* 割り当てられた座席で見る、というイベントの価値はこれから変わっていくかも。受動的に見るだけなら、現場だろうが、家だろうが職場だろうが、繋がることができるインフラがあるのだから

余談:「世界で一番楽しい学校」ってどんなだろう?

てゆーか、エンタメだけじゃなくて、小中学校の授業風景もオンライン配信したら?
って思えてきたね。
授業風景という観点だけでなく、いじめの監視にも一役買うんじゃないかな?

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