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相手の知らない価値を伝える能力
今日の出来事
僕がすごくいい!と思っても、なかなか受け入れてもらえない
補足(それは自分にとってどんな意味がある?)
本を読んだり勉強した結果得た知識で、
自分の仕事のチームに応用できそうな「いい」と思ったことをメンバーに伝えるとき、
なかなかその「いい」が伝わらないことがある。
そうか!(気づいたことは何?)
僕が「いい」と思ったイメージが、
相手の頭の中では再現できないことが多い。
それが伝わらない要因だろう。
理由は、3つほどある。
* お互いに、「不満」「困ってること」が違う。
⇒現状で特に不満や困ってないのに、わざわざ新しいことをする必要性を感じないのは当たり前。Aさんは、目の前の作業を滞りなく進めることが大きなゴール。Bさんはは全体最適や部署の規模を大きくさせたいというゴール。そうであったらお互いの今欲しいモノや困っていること違うので、解決策も違ってくる。
* 現状のを変えようとされることで、「今の作業」を否定されているように感じる。
⇒言い方と、将来像を上手に伝える必要あり。
* 情報量、情熱が違う。
⇒誰しも自分の知っている情報、持っているスキル、得てきた経験値に自信を持ってるので、他人の未知の意見を素直に取り入れるとは限らない。「俺の知ってることのほうが正しい!(でもこれ以上勉強もしないけど)」となるケースが多いと感じる。誰かが勉強してきた知識より、自分の経験値のほうを優先する。
少なくとも、僕が他の事例を参考に名案を思いついても、共感してもらえないことのほうが多い、
と考えるところからはじめないといけない。
やってみよう!(自分ならどうする?)
解決にするには、以下の2つが重要。
* チームメンバー全員でゴール、目的を共有する
* チームメンバー全員の情報量を一定にする
まず、これができていないと、議論してても枝葉の細かい話にばかりに時間をかけてしまい、
具体的な解決策が見えてこない。
個々人でそれぞれの正義や正論があるので、目標を共有するだけでもすごく難しい。
でもこれが一番の近道だと思う。
参考:『1行書くだけ日記 』伊藤羊一