京大卒の元朝日新聞記者が、フクシマの今をレポートしています。
福島の一部地域は、もう人の住める場所ではありません。マスコミが報じない衝撃の事実が沢山レポートされております。
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2021年3月の記事一覧
フクシマからの報告 2021年春 震災10年目の3月11日 被災現場に行った 津波犠牲者の墓参者に群がる 新聞テレビ記者の狂騒を目撃した
東日本大震災から10年の2021年3月11日、福島県浜通り地方(太平洋沿岸部)のかつての「強制避難区域」の現場に立ってみた。そこでどんな光景が見えるのか、この目で見て、歴史の記録に残そうと思ったからだ。
2011年3〜4月、福島第一原発から半径20㌔の半円が描かれ、中にいた住民9万6561人に国が強制的に避難を命じたのはご記憶かと思う。
半円形に飛び地の飯舘村を加えた面積は858.4平方キロ
フクシマからの報告 2021年春 茨城県ひたちなか市にホットスポット 眼前はJR常磐線車両の洗車場 福島第一原発事故の汚染を運んだのか?
今回は、単純な事実の報告と問題提起をする。
茨城県ひたちなか市のJR常磐線の車両基地のそばの一点で、線量計が周囲の5~7倍の高線量を指した。つまりホットスポットができていた。その目の前には、JR常磐線の車両を洗浄する施設がある。
JR常磐線は、福島第一原発から直近で1.5キロ、高線量に汚染された地帯を行き交っている。そこを通過した車両を洗う「洗車場」の前に、突然高線量の場所がある。
これは