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yuriponzuu
ヒヒとの不始末
そうして気がつくと馨(カヲリ)は気づかないうちに ほんとに気づかないウチにこう言っていた
あんたたち男は所詮そんなものだわ、だから貴方の細君はお亡くなりになられたのよ
はっとした馨 なんでそんな事を言ってしまったのかしら
野沢は柄にもなくキョトンとしていた
どうしたんですか?そりゃ僕の言葉は直接的に表現すれば女性の見た目について意見したように聞こえたかもしれませんが
それに前細君は死んではいません むしろ以前よりその活力は増して僕は結果的に置いてけぼりをくらいました
だから初めから話してるように前細君だといっているだろ
前細君は自分を部細君だと僕に罵られたと勘違いして腹いせに伊勢に行き僕に日に三度抱けと迫り 三度は無理だと言う俺を野獣のように襲ったせいで 俺に警察に通報され
馨はなんてつまらない売れすぎた柘榴みたいなおもわず顔を歪めてしまうが一度ほうばればこの世の物と思えないほどではないが、美味いネタが手に入って己の火神が進化しそうになるのを抑え込んだのであった。