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雪の日のひとりごと

こんな雪の日はできれば仕入れに行かず済ませたい
そんな日に限っておばあちゃんから配達の注文が入ったりする
牛乳なくなったので小さいやつ
おかずないから漬物お願い
コロッケ買ってきて
昨日も配達したのでまとめて注文してくれたらいいのに…
とも思う
明日でもいいですか?
と断るときもある
配達注文受ける日は曜日決めてそれ以外は基本断ったら?
とも言われる
それでも
おじいちゃん、おばあちゃんになると
忘れる💦
思い出したように
コロッケが食べたくなる
若いときはわからなかったけど
自分も高齢になって
百貨店でお年寄りさん相手に仕事していると
年取ると思い出せないよね
思い出すまで時間かかるよね
というのがわかる
だからといってお店も商売なので
やさしさとボランティア精神だけでは
ぜったい無理
お年寄りさんからの小さな注文
受けるか 受けないか?
これって日々の現場で
生身のおじいちゃん、おばあちゃんと接してないとわからないところが
あって難しくておもしろい
大学教授でも官僚でも政治家でも
このリアリティは
経験なくしてはなかなかわかれない
AIならどこまで対応できるだろう?
おじいちゃん、おばあちゃんの老化は日々進化する
京大出て大根売ってるの?
とも言われるのですが
老化に向き合う最前線のこのおしごとのおもしろさは
やってみないとわからない✨

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うまっち
京都北部の山あいの小さな集落にただ1軒の小さな百貨店から田舎の日常を書いています。子供達に豊かな未来を残すためにサポートよろしくお願いします!