sakuraのお話①「アナタは共感されにくい。」
「アナタは共感されにくい。」
そもそもはそこから始まる。
我が家はテレビがないので、朝ごはんのときもiPadでラジオを聴くぐらいなのだけれど、ラジオもつまらないときはたいがい夫婦の議論から一日が始まる。
妻に言わせると、どうも私は共感力がないらしい。欠落しているらしい。
共感する力も低ければ、共感されることも少ないらしい。
ある程度の自覚はあるのだけれど、そこまで(しつこく)言われると反論したくなり、またお互いエキサイトするのが我が家の日常なのだけれど、それはさておき、、、
今日は私が「得意」な「共感されない」お話を。
テーマは「人はやっぱりSNSとかじゃなくて、面と向かって話すのが一番だよね!」というお話。
結論からいうと、このテーマに対して「いや、そうとも言い切れないんじゃないの?」ということを話したいのだけれど、たぶんいまそんなこと言っても共感されないよ?ってことなんだと思う。
共感されるのは、どちらかというと、というより、断然、
「人間の五感は「オンライン」だけで相手を信頼しないようにできている」
のような話だ。
なんせ、
京大総長!の山極さんが言うことであり、しかも、霊長類の第一人者!の説とまで言われるともうこちらはグーの音もでない。
いや、別に「オンラインのほうが絶対いい!」なんてポジションに立ちたいわけでもないのでいいんですが、、、。
実際のところ、ずっとネットの業界で働いていたのに、いま180度違う田舎の百貨店というお店でおじいちゃん、おばあちゃんを相手にお仕事をしているのも、バーチャルなつながりよりもリアルなつながりのほうがやってみると面白かった!からですし。。。
ただね、「オンラインだけのつながりって五感のごく一部を使っただけのつながりに過ぎないし、それじゃあ霊長類の代表たる人間としてどうかと思うよ?」みたいに言われると、うーんそうなん?…となる、というお話なのです。
「人は果たしてネットだけで信頼できるのか」という命題に対しては、遠い昔、シリコンバレーで働いていた頃の出来事を思い出すのです。
話が長くなったので、続きはまたということで。
京都北部の山あいの小さな集落にただ1軒の小さな百貨店から田舎の日常を書いています。子供達に豊かな未来を残すためにサポートよろしくお願いします!