田舎の小さな百貨店という仕事
田舎の小さな百貨店というお仕事
10年前に初めてやってきた
丹後の山の中の小さな集落
村に一軒だけの小さなお店
小さくても地域の人にとっては
なくてはならない大切なお店
なんでもあるから百貨店
食べ物から日用雑貨
生きていくために必要なもの
困ったときはお手伝い
お互い様で百貨店も支えられてる
見知らぬ土地で15年続いた店を
縁あって48歳で継いだ
安くて便利な店があふれる時代に
こんな店継いでも大変なだけ
いつまでもつかと言われたけれど
15年続けばすぐ辞めたって言われないかな
63歳くらいまでならできるかな
その後は誰か継ぐ人がいるだろうか
百貨店が必要とされるなら
誰かが継いでくれるかもしれない
たとえ私が居なくなっても
すぐ継ぐ人がいないとしても
一度閉じたとしても
補助金も行政の支援がなくても
地域の人が
子供たちが
おとしよりさんが
誰かが
必要としてくれる限り
百貨店は続くはず
やりたい人が出るかもしれない
必要とされ
やりがいがあって
幸せな仕事だったら
京都北部の山あいの小さな集落にただ1軒の小さな百貨店から田舎の日常を書いています。子供達に豊かな未来を残すためにサポートよろしくお願いします!