おばあちゃんの鹿ぬいぐるみ
#日本一小さな百貨店の物語
Kさんは一人暮らしのお話好きのおばあちゃん。なんかの話の流れで鹿の角の話に。
「百貨店で鹿の角売ってるんですよ」
「うちにも鹿のアタマあるわよ。隣の猟師のおじいさんが持ってきてね。でも気持ち悪いし、布で巻いてみたのよ」
「え?布ですか?」
「うん、それに眼もつけてね」
「え?眼をですか???」
「そんなん、頭ついた骨気持ち悪いでしょ?」
「え、頭の骨に?でもどんなんか想像つかないです」
「奥の隠居にしまってあるわ」
「えー、今度見せてください!」
・・・
・・・
・・・
持って来てくれました。
ジャーーーン!
**想像つかなかったけど、な、なんかカワイイ! **
でも、この下には鹿の頭蓋骨が、、、
目は最初、光るのにしたら怖かったので、黒に変えたそうです(-.-)
「おもしろきこともなき世を面白く」「グロテスクなこともなき鹿の骨をかわいらしく」
「かわいい人も一皮むけばただの骨」
おばあちゃんのセンス素敵です!
つねよし百貨店
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京都北部の山あいの小さな集落にただ1軒の小さな百貨店から田舎の日常を書いています。子供達に豊かな未来を残すためにサポートよろしくお願いします!