新宿、雨、本屋
最近、新宿に足を運ぶことが増えた。
通っている病院が新宿なのもあるけれども、専門学校の2年間を過ごしたこともあり、私にとっては身近な街のひとつである。
Voicyは渋谷にいることもあり、普段はもっぱら渋谷に入り浸っている。渋谷から電車で移動して新宿まで行くのも、ちょっとしたリフレッシュも兼ねているわけだ。
そんな流れもあり、この週末は映画『関心領域』を観に、新宿ピカデリーに行った。
重いテーマなのと前評判が良かったのでどんな感じなんだろう…と思って観たのだが、見えているものも見えていないものも、すごく丁寧に描かれている映画だなと思った。過去の話ではあるけれども、地続きの話だし、他人事に思えない映画だった。
しばらく新宿で雨宿りをし、そのあと幡ヶ谷の本屋「OH!MY BOOKS」まで足を運ぶ。
この記事で知ったのだが、ファッション業界から本屋をはじめたという経歴らしく、ずっと気になっていた。入った瞬間、緑の壁が目に入ってきてとてもワクワクした。
書籍の数は決して多くないのだが、手書きのレビューが本に挟まっていたりして、置かれている本にとても愛着を感じた。もともと欲しかった本や気になる本、いろいろ目移りしつつ、初めて目にした、きくちゆみこさんの『だめをだいじょうぶにしていく日々だよ』という書籍を買ってみた。
もしかしたら、別の本屋で見かけているのかもしれないが、本屋ごとに面陳列しているものが違ったりするので、目に入るタイトルが違うからおもしろい。(だから、家は気がつくと本だらけになってしまう)
「OH!MY BOOKS」は書籍だけでなく、ヘアアクセサリーやTシャツも売っていて、雑貨屋に立ち寄る感覚で行けるお店。何かいい本ないかなーと、定期的に行ってみようと思う。
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