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時間を自由に使えたら。

きょうは、レタルのデザイナー・トモミさんとチームレタルの一員のなっぱさんと初詣をしに行く予定だった。
11時の待ち合わせだったのだけど、なっぱさんから「遅くなるので12時集合にしてもらえませんか」とLINEがあった。
ちょうど支度が終わったところだったので、それなら時間もあるし朝食を食べようと駅前のミスドに向かった。

10時過ぎ。
昼前のミスドは空いていた。

ポン・デ・リングとマフィン(初めて食べたけどめちゃくちゃ美味しかった…)とブレンドコーヒーを買い、陽のあたる席につく。
ドーナッツを食べ終えても時間に余裕があったので、持ってきてた本を読みながらコーヒーをおかわりする。

「優雅だ……」

と、心のなかで休日の幸せを噛みしめた。
隣の席の外国人がBGMで流れてるQueenを流暢な英語で歌ってる。
暖かい太陽の日差しを感じる。
めちゃくちゃいい休日だ…。
と感じていた時だった。

気がつくと、ドーナッツを買うお客さんが増えてきていたのだ。
家族連れや、友だち同士で来たお客さんがドーナッツを選んでいる。
レジもなんだか慌ただしそうだ。
時刻は11時を過ぎていた。
もうちょっと店でのんびりしていたかったけど、混んできそうだし電車の時間もそろそろだし…と思い、私は店を出たのであった。

人が行動を始める時間ってやっぱり忙しない。
学生の頃は人混みについてあまり不快に感じることはなかったけど、年齢を重ねるにつれてどんどん人が多い場所やうるさい空間が苦手になってきた。
忙しない場所ってやっぱり疲れるのだ。

時間が自由に使えるようになると、平日に美術館に行けたり映画を観に行けたりする。
もちろん土日休みの友だちと予定を合わせて旅行することもできる。

好きな時に、好きな人と会える。
好きなことに時間を割くことができるのだ。
きっと仕事も、一番集中できる時に一番集中できる場所でできるだろう。
それってすごく羨ましいことだ。
そういうふうになりたいな。

昼前のミスドで、きょうはそんなことを考えたのでした。


eri

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