驚きの一言
人はそれぞれ置かれた立場も
考え方も、感じ方も、価値観も違う
だから、自分の物差しだけで
物事を測っているという
自覚を持たないといけないよなと思った話。
不妊治療について
彼女が否定的だったことは
前々から知っていた
「自然に任せるのが一番。
人が手を加えることじゃない」
これが彼女の価値観で
「仕事のこと、順番なんて気にせずに
子どもをつくらないとだめよ」
「いつ抜けてもいいんだから」
「私も一回流産してる」
これが今まで私にかけてきた言葉たち。
すべて笑って流してきたし
私のことを思って言ってくれていると
思っているに違いないと思うので
「はい」ってだけ言ってきた。
いつも愚痴を聞いてくれたり
助言をくれたりしていた
だから悪く言いたくないし
敵に回したくもない
ただ一言。
妊娠したときに言われたことは
衝撃だった
「本当だったらもっと早く
キャリアとかいわず子どもを作れば良かった
そうすれば、税金の無駄遣いを
しなくて済んだのに」
保険適用となった不妊治療
私自身、かなり助けてもらった。
金銭的負担がないわけじゃなかったが
保険適用とそうでないのとでは
負担が大きく違う。
彼女曰く、妊娠適齢期に子どもをつくれば
保険を使わずに済んだのにということを
言いたいらしい
なるほどーー!そういう考えもあるか。
ありがたいなぁとしか思ってなかったが
不妊治療の保険適用を税金の無駄遣いと
思う人もいるのかぁ!!と勉強になった。
さすがに今回ばかりは「はい」とは
言えず首を傾げた
さまざまな価値観があっていい
色々な意見があって良い
ただ一つ、その価値観を押し付けたり
その意見を不用意にぶつけるものではない
大人なのだから。