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てんかんのえがお
てんかんと聞くと、暗いイメージが先行しがちです。痛い、悲しい、寂しいなど。わたしも昔はそうでした。しかし本当はそうではありません。てんかんとともに生きるなかにも平和があり、笑顔があり、愛情があります。
愛情は決定的に必要です。薬ももちろん必要ですが、それだけでは心の平穏は訪れないし、安心もしません。たしかに日常生活は改善されるかもしれません。しかしてんかんになった本当の意味を想うと、それだけでは心を支えきれません。
先日書きましたように、わたしは本当の意味で当事者を理解することはできません。それは、ひとりひとりが違う人間だからです。大人だから子どもをわかってあげれるわけではありません。できるのは、思いやることです。そこから行動することです。
当事者と出会うと、「お互いを治し合う」感覚を体験できます。たとえば相手がつらそうだったら静かな場所へつれていったり、こちらが辛い場合は逆に休憩させてくれたり。こういったつながりが友情や愛情を生みます。
毎日の生活のなかで、笑っている時や愛情のやり取りをしている時に焦点をあててみます。もしくは将来そうしている姿をイメージ。もしそんな自分を見つけられたなら、とても素敵なことですね。