あつくてさむくてルルちゃん、まいっちゃう
こんにちは。ゆりりうすです。
おかしな気候ですね。
もう日本には四季は無くて、二季しかなくなるらしく、嫌だなあ。
夏と冬だけとか。身体に厳しいし、風情がないです。
子供の頃、そうですね、私が小学校低学年で兄が高学年だったかな?
母の誕生日に、手作りの物をプレゼントしようということになったんですね。
それで、私は絵本を作って、兄は巻き物を作りました。
兄の巻き物は、百鬼夜行で水木しげるばりの、沢山の妖怪が描いてあるもので、とても上手でした。
私は絵本で、作と絵と両方やりました。
ルルちゃんがコタツに入るんですけど。でも、しばらく入っていると暑い。だからといってスイッチを弱くすれば、温かくない。
そこで、セリフが
「あつくてさむくてルルちゃん、まいっちゃう。」
でして、まあ小さかったので、絵本のセリフは母の真似ですね(笑)
その絵本の落ちが、ルルちゃんが思い付くんです。
「そうだ!コタツのスイッチを中にすればいいんだ!」
まるっきり、子供にしか思い付かないセリフ(笑)
でも、母は兄のも、私のも、スゴく喜んでくれて、
「2人とも、とっても嬉しいわ。」
と言ってくれました。
まあ、ああいった手作りプレゼントは、それ一回だと思うけど、子供って親の影響をバッチリ受けてしまうんですね。絵本作りが自然に出てくるなんて。今の私には、スルスル簡単に絵を描いていた自分が信じられないですね(笑)
絵を描くのが、とても苦手なので。
一体いつから描けなくなったのか分かりません。
毎日、描き散らかしていたのに、ある日から、ピタリと描けなくなりました。
思うにに自分の中に、常識的なものが入り始めた辺りから、どうも絵が描けなくなったようです。
だから、大人になっても絵が描けて、かつ上手いなあ、と思う人は尊敬してしまいます。
文章は、かろうじて残ったけどね。あの
「あつくてさむくてルルちゃん、まいっちゃう。」
あんなセリフ、今の私には無理だなあ、となんか笑ってしまう、ゆりりうすです。