さくらんぼの季節
母の実家が作っているさくらんぼ🍒
毎年送ってもらっている。
甘くて柔らかい佐藤錦を食べ終わった頃に
実がプリっとしたちょっと固めの大きい紅秀峰が届く。
スーパーで売っているさくらんぼは、実は買ったことがない。
母がスーパーのは小さくて黄色っぽいのよと
実家のさくらんぼと比較するのに言い続けたもんだから自分で買えなくなってしまった。
“さくらんぼは、母の実家から送ってもらう果物”と私の頭の中ですっかり定着してしまった。
子どもの時から当たり前のように食べていたさくらんぼ。
この味を堪能できる貴重さを知ったのは、大人になってからだ。
今の時期しか食べられない。
季節の果物があるってことも
子どもの時はそれほど考えずに食べていた。
娘もまた
「今、要らな〜い」と平気で言う。
「今だけだよ!」
「ママ全部食べちゃうよ(やったー)」
今、この時期しか食べられない収穫したばかりのさくらんぼをすぐに食べられる幸せを娘が知るのはもう少し先みたい。
(今は受験勉強のことでそれどころじゃないと思うけど)
お中元で毎年贈っているので、
送り先の家族にはどうやら我が家は
「さくらんぼさん」と呼ばれているみたい。
毎年何を贈ろうか考える楽しみもあると思うけど(大変な気もする)
同じものを毎年贈って「そろそろ届くな」と待ってもらえるのもまた喜ばしい。(正直、お中元は定番品贈るのが楽ちん)
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