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コロナ mRNAワクチン有効性の意味を考える・・・

僕が製薬会社に勤めていた時も、動物試験をパスして人間でテストする際、第1層試験でまず犠牲になり、投与されるのは、その薬を研究している研究所の研究員、またはその薬の開発担当者でした。僕は早々にやめてしまったのでそのようなことはなかったのだけど、今、医療従事者が真っ先にワクチン接種を受けている現状はまさにその時と同じだなと思いました。

イギリスでは、エリザベス国王が真っ先に接種してましたが、これは特権階級だから守られるというよりは、国王自ら打つことで、国民的なコンセンサスを得ることが目的なような気がします。

現在は、ポリエチレングリコールに対するアナフィキラシーショックの報告があるようです。これまでに予防接種を多く受けた方に、その注射の中に含まれていることが多く、アレルギーが発生したということです。今後続々と副反応の情報が上がってくると思いますが、致命的な副反応報告はまだ聞いておりません。ワクチンを打つか打たないかという点では、マスメディアでは、打たなければ、感染が抑えられないかのような騒ぎようですが、私自身は、現在の日本の感染者(PCRの陽性者ではなく、発症して感染させる可能性のある人)や重症者の数は、欧米に比べると桁違いに低いので、欧米ではワクチン打つ必要があっても日本では打つ必要がない状況なのではないかと思います。

それでもリスク冒して、接種されたい方もいらっしゃるとは思いますので、
今現在、ある程度まとまってわかりやすく述べているものがありますので紹介します。

ファイザー社やモデルな社のmRNAワクチンを日本では採用しているようですのでそちらのデータになります。


イスラエルで行われた試験なので人種差などもあるので全てが日本人に当てはまるとは限らないということだけは、先に申し上げておきます。
試験は、およそ2万人づつでプラセボ(ワクチンでないものワクチンに見せかけた疑似薬今回は生理的食塩水)対照試験を行なっています。21日間で2回投与の結果です。


健常者の場合、プラセボ2万人のうち162人が発症、接種者2万人のうち8名が発症、そのうち重症者はプラセボで9名、接種者1名ということで(健常者の発症者 8:162、そのうちの重症者 1:9)でデータ的にはワクチンに効果があるとの結果です。


ただしこの有効率95%というのは、数字のトリックで、162人に対して発症8名(162-8=154名のワクチン効果 154/162=95%)というところから来ています。なのでワクチン接種した全員の中の95%が大丈夫という話ではありません。

さてここからが重要なポイントなんですが、、、、

今回プラセボ投与されたおよそ2万人あまりのうちのほとんどは、発症していません。発症したのはわずか162名。この結果は、これまで色々言われていた、感染率1%未満を実際に証明したことになります。
この数字が何を意味するのかよく考えていただきたいのです。

プラセボ投与で発症したのは162名で全体の1%未満(基礎疾患を持つか、呼吸に異変があるもの、または高齢者などウィルスに弱い人だと推定されます)の人々。つまりわずか1%足らずの人々が感染することに備えて、残りの99%以上の人がワクチンを打つという構図
になっている、ということです。そのことをよく理解した上で、接種されたい方は接種されると良いと思います。

接種すれば15-20%程度の確率で高熱が出ます。これは副反応ですが、ワクチンが引き起こした免疫反応だと予想されるのでそれはそれでいいのですが、その高熱のおかげで別の病気を発症する可能性はないとは言えません。それが結果的にコロナに感染するより重篤になってしまうと、これワクチンの意味をなしませんよね。そのこともよく考えた上で選択いただければと思います。

僕自身は、しばらく様子を見させていただこうと思います。焦って接種する必要はないかと思います。

マスメディアで報道されている内容をそのまま鵜呑みにすることは、非常に危険です。まずは現在のコロナの状況、死亡者数、重症化数もよく調べた上で、感染者という名のPCRの陽性者の数の連呼報道に振り回されないで、冷静かつ正しい判断でワクチン接種に向き合っていただきたく、ここで書かせていただきました。

#ワクチン #Covid-19 #コロナ #安全性 #マスメディア

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