詠春拳、覚書。

20241012 sat 敦賀

⚫︎前回の練習を受けて、1週間繰り返してきた「接触圧をそのままに胴体を脱力」をして回転を試みるが回らない😭
→腕から動いてしまってる、とのこと。

①肘の場所を確認。肋骨が縮まない場所に。“両腕を抱え込んで、手のひらを上にして開いた”状態の、肘の位置“がいい。つまり、肩を下げた状態より、“肩をふわっと浮かばせた状態(肋骨が縮んでいない)”がいい。

②接触している手のほうだけでなく、両肘の状態を気にすることが重要(つまりはバランス)。

③フットプリントの状態はどうか。サイドとか土踏まずとかに寄っていたら、バランスは崩れる。

④背骨の軸は頭からまっすぐぶら下げる。脊椎を積み上げる感じは、重みを感じてしまうので×。重みは膝を落とすことで出すのみ。

⑤背骨と、骨盤は、切り分ける。背骨は頭からぶら下げて、骨盤とはつなげない(意識)。背骨を落として骨盤に乗っけると腕と腰と足が繋がってしまうから。

⑥腸骨の下と大腿骨の間に空間をつくる(首と肩峰の間に空間をつくるように)。そして、蹴りをする時は、腸骨から足を上げるのではなく、大腿骨から下を持ち上げる。

⑦肩関節と肩甲骨はアイソレーションするために切り分ける(意識)。ラプサオなどで引っ張られても手だけ伸びるように。

⑧相手を回転させる時には、相手を押さずに、その場にピン留めをすること。むしろ、自分側に引く。

⑨両腕を意識し続けるために、背骨の軸を真ん中(0基準)に保ち続ける。四肢どれかだけに意識を払うということをしない。

⑩身体で押さない。腕で押さない。前後左右の場所を変えるのは、「足」の移動で行う。フットワーク。身体は背骨の軸と骨盤の軸を守りながら膝を落とし、腕は肘の場所を守りながらどこにも力みを入れない。

◎単式練習
下を注意しながら、タントウ(10分)少念套(2回)シフティング(10分)前蹴り(両方20回)

▶︎肘の位置を定着へ。
・抱え込んで、開く
・肋骨チェック
・両肘のバランス確認
・フットプリント確認

▶︎背骨の軸をぶら下げて、骨盤とアイソレーション。
・腸骨と大腿骨のあいだに空間

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