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アニメ「魔法学院の不適合者」9話を観た感想

前回で2章が終わり今回の話から3章がはじまる。このアニメ基本的にはアノス様のすごいところを眺めるアニメなのだが意外とそれがワンパターンではないのが良い。いままで観てきたクソなろうはすげえワンパターンだったからなあ。毎回同じ魔法しか使わないってやつもあるくらいだ。あと転生先の異世界でやたらと銃を使いたがるのはなんでなんや。

とまあなろうの愚痴をグチグチ言っても仕方ない。9話の感想じゃ。2章ではほとんど出番がなかったサーシャが今回からは普通に出てくるのイイゾ。

8話の感想はこちらから

平和を実感するアノス様も流石です

今回は勇者学院との交流を授業をするよって話みたいだ。2000年前の戦争を知っているアノス様からしたら信じられないだろうね。・・・担任の先生は勿論変わっているのだが何も言及しないアノス様も流石です。あと人間界でつかわれている魔法をしれっと実践するのも流石です。こういう細かい場面でもすごいところをみせつけていくアノス様かっこいい。

そして交流会当日・・・の10日前にみんな歩いて到達しろというお達しが出る。遅刻した者は参加資格なしだと。めっちゃ厳しいやん。先生は2日でついてまってまーすって煽ってくるし。まあアノス様はワープで1秒でついちゃうんですけど。ミーシャ、サーシャ、レイ、ミサはつれてってあげるけどファンユニオンのメンバーは連れて行ってあげないのちょっと薄情じゃない?母親の命の恩人やで。いやまあ鍛錬してもらおうという意図があんのかもしれんけど。

勇者学院のある都市ではみんな別行動をとるがサーシャだけはアノス様と行動する。うんうん2章だと出番ほぼなかったもんね。今回は活躍してもらわないと。

人間界の都市も平和そのものだ。そこでしみじみ平和を実感するアノス様。サーシャと二人で勇者学院に行って調べ物をしようとするがその道すがら、特訓で何回もアノス様に殺されかけたことに文句を言うサーシャ。マジスパルタだよ。「それで殺されなかったのだから大したものだ」って褒めてんのかどうかよくわかんないよアノス様。

そしていきなり「俺はお前のその綺麗な目が欲しいと思う」とか言って口説き始める。なんかアノス様サーシャにはグイグイ行くね。モジモジするサーシャかわいいね。感情高ぶりすぎて魔眼が暴発してそこらへんの屋台ぶっ壊しちゃうし。ここで「俺の目を見ろ」って言って止めるの中々にかっこいい。お前の魔眼のほうがきれいだみたいなこと言って持ち上げるのも忘れない。

この手の作品でハーレムを築かないのは中々に珍しい。アノス様と恋愛チックなことするの基本的にサーシャとミーシャだけだし。ミサとファンユニオンのメンバーはなんかただの追っかけっぽいし。そもそもミサはレイといい感じになっている。なんか毎朝一緒に登校してるみたいだったし。

アノス様の常識を疑え

そして勇者学院についたが早速不法侵入しようとするアノス様。常識の欠片もねえ。「どうせ10日後には交流会があるのだ」ってそういう問題じゃねえ。早速「部外者は侵入禁止だぞ」とおっぱい大きいお姉さんに見つかってしまう。しかもボクっ娘で「~だぞ」って口癖があるってキャラ濃いね。

アノス様が「勇者の伝承を調べたい」と伝えると勉強熱心だと思われて図書室まで案内してもらえた。まあ、交流先の他校の生徒が勉強のために前もってやってきたって考えると普通に関心するよね。勇者学院の廊下には2000年前アノス様と戦った勇者カノンのクソでかい肖像画がおいてある。勇者の方は別人が言い伝えられてないみたいっすね。

そして図書館で案内してくれたお姉さんに勇者の伝承を聞いてみるとこれも史実と食い違っているようだ。本当はアノス様が命をすてて世界に壁を貼る魔法を発動したのだが、勇者学院では「カノンがアノス様を倒して壁を貼った」という事になっているらしい。これにはサーシャ激おこだがアノス様は想定内だったのか「勇者が魔王を倒したということにしとかなければ人間は安心できまい」と冷静だ。案内のお姉さんも「なんか変なこと言ったかなごめんね」と大人の対応や。

暴虐の魔王の名前はここでも「アヴォス・ディルヘビア」として伝わっている。アヴォスって奴ここまで影響力あんのね。

やっぱり暴れるアノス様

そして勇者の転生者は4人いるらしい。なんでもカノンは根源が7つあったから複数人いるのだと。その中の二人がアノス様に喧嘩を売ってくる。メガネの知的なやつとなんか脳筋っぽい奴だ。名前は長すぎて覚えられん。

「魔王が人間を守るために壁を作ったとか先祖を美化しすぎじゃねえか?」と喧嘩売られたので「お前らがカノンの転生者とは思えぬ」と言い返す。一触即発の雰囲気になるがまあ脳筋の方がいきなり殴りかかってくる。「瞬きする暇もあたえねえ」となぐりかかってくるがまあ、そこはアノス様。瞬きの衝撃でそれを追い返す。1話の再現みたいっすね。

2000年前、転生したら友として会おうと約束してたアノス様中々ショックだったんじゃないかな。転生した奴があんなんで。そしたら案内してくれたお姉さんがちょっときな臭いことを教えてくれる。カノンの本来の根源の転生体はもういないんじゃないかと。転生前に人間に殺されてしまったから。

ベタだけどやっぱ好きやね。魔王を滅ぼした勇者が逆に人間に恐れられて迫害されてしまう展開。交流会も急に決まったとかでなんかきな臭い。魔剣大会のときみたいにまたなんか陰謀が張り巡らされているのでしょうな。

10話の感想はこちらから

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