アムルタートのよもやま
皆様、こんにちは。
作家:明鹿人丸の秘書兼、HPなど管理しておりますアムルタートです。
本日、御紹介する記事は、こちら!
隠秘学5-前世と退行催眠でも、
同様の話題を扱っております。
併せて、お楽しみ下さい。
なお、隠秘学5-前世と退行催眠の「よもやま」は、
主に「退行催眠」に焦点を当てた原稿でした。
今回は、「退行催眠」の「よもやま」を下敷きにしつつ、
新たな原稿も付与しております。
退行催眠
隠秘学5-前世と退行催眠は、
主に退行催眠を扱った原稿でして。
退行催眠=
キラキラ系のスピスピした名称に変換した記載で、
怪しげな広告しか、出て来ない現状に、
流石の私が、
ドン引きしておりました。
雑誌ムー、「陰謀論」を切る!
しばらく前に、
雑誌ムーの編集長が、
「陰謀論に対する免疫が足りない!」と投稿して、
話題になりましたが。
「ムー」を<知らない>世代が、
台頭しつつある現代。
カタカナ表記で、
ライトに売り出して、
ムーすら知らず、
「免疫皆無」の人たち相手にやるにしては、
アブなっかしい商売なんじゃ、
ないんですかぁ~
という気がして仕方ないですね。
スピ系の「お商売」も、
ほどほどになさったら?と思った事でした。
閾値下認知的記憶
隠秘学5-前世と退行催眠の原稿では、
まあ・・・
当然っちゃ、当然ですが。
人丸先生のお書きになった原稿ですから。
ちまたの、
キラキラしく売り出してる、
あちこちのクリニックの「退行催眠」とは、
一線を画しておりまして。
ヘレンケラーを例に出しながら、
「閾値下認知的記憶」=「潜在記憶」に言及。
退行催眠という現象を、
科学的に解釈すると?という観点から、
解説が為されております。
前世を記憶する子供たち
古くは
「前世を記憶する子供たち」という本から、
始まった感のある、
「前世あるいは過去世」の記憶ですが。
人丸先生が、
隠秘学8-生まれ変わり仮説をどう捉えるか?の
原稿でも指摘されておいでのように、
生まれ変わり事例の
・真偽 や
聞き取りの際の
・技術的問題点
などが指摘・検証され続けております。
その結果、現状としては、
一部に
「どうあっても、説明が付かない」事例も、
ないわけではないようですが、
真正:生まれ変わり事例には、
そんじょそこらで、
フツーに遭遇できるわけではない。
ぐらいに、レアケース。
数か月の研修でOKな、
超絶民間資格で開業した、
キラキラしい「退行催眠」(カタカナ表記)如きで、
確率論的には、
真正・生まれ変わり事例なんぞには、
行き当たりませんよと。
むしろ、
自分の潜在意識に手を突っ込まれる危険性を、
考えましょうよと、言いたいですね~
キラキラやってる方も、
そのリスクを、少しはお考えになったら?と。
(まあ、そんなことを考えないから、やってられるのか。。)
自分の潜在意識に、手を突っ込まれる危険性
例えば、
株式会社 サイエンス社
戸田まり/サトウタツヤ/伊藤美奈子=共著
グラフィック 性格心理学
(2021年 初版 第8刷)
7.1.3自伝的記憶と語られる自分自身 において
私が書くところの
自分の潜在意識に手を突っ込まれて、
記憶を操作(作り出される)危険性が、
明確に指摘されておりますね。
漫画:僕の地球を守って
前世の記憶を扱う、
「僕の地球を守って」という漫画があります。
今は、
次世代編が、
連載されているのでしょうか。
・一度死ねば、前世の自分に出会える と、
思い込んだ読者の「自殺ごっこ」などにより、
作者の日渡早紀が、
「フィクション(漫画)と現実の区別を付けてほしい」と、
当時、
異例の呼び掛けが、
行われたりしました。
生まれ変わりの文化的背景
そもそも論として、
「退行催眠」や「前世」は、
「生まれ変わりがある」ことを前提としており、
「生まれ変わり」に基づく人間観や世界観を、
内包した「物語」です。
輪廻転生(生まれ変わり)を、
教義に組み込んでいるチベット仏教が、
良い例ではありますが、
「生まれ変わり」事例の報告は、
「生まれ変わり」信仰のある文化圏に偏っています。
人丸先生も、
隠秘学8-生まれ変わり仮説をどう捉えるか?で、
指摘しておいでですが、
なぜ、
人間同士間での生まれ変わり事例しか出て来ないのか?
等々にも、
検討すべき(無意識の)、
文化的背景が横たわっているのでは、ないでしょうか?
退行催眠で「遊んでいる」方は、
(特にセラピスト名乗って、やってる方)
その辺りの学術的な論考を、
どのようにお考えなのでしょうか。
本当に、不思議です。
平田篤胤
日本にも、
平田篤胤の「勝五郎再生記聞」など、
「生まれ変わり」の古い記憶が散見されます。
それを考えると、
特にアジア/東アジア圏では、
「生まれ変わり」的な現象自体は、
一定割合、観察される現象なのだろうと思います。
特にアジア/東アジア圏は、
仏教的な輪廻転生思想が受け入れられて来た素地もあり、
「生まれ変わり」が発現しやすい、
文化形態ではあるのだろうと思います。
結論
そうは言うものの。。。
ざっくり検索掛けて、
引っ掛かって来る、
「退行催眠」キラキラ系セラピーの広告の多さは、
ないわ~と、思った事でした。
自分で書きますが、
「私がドン引きする」って、相当ですからね?
読者の皆様におかれましては
・「生まれ変わり系の」人丸先生の原稿など、お読みになって
・科学的知見を取り入れつつ
・上手に距離を取りながら
・「お遊び」で
前世、生まれ変わりなどの話題と、
上手にお付き合いして頂きたいなと思います。
そもそも!
過去世の有る無しは、ひとまず置いておいて、
我々は、
現世を生き抜きましょう!