皆が食はむビリヤニというものを、我も食はむとて・・
セブンイレブンの「ニッポンの熱い夏!カレーの祭典」!
インド沼界隈で、特に話題になっている「ビリヤニ」。
Twitterで、あまりに頻繁に
「セブンのビリヤ二」の映像や記事が流れて来ますので。
<皆が食はむビリヤ二というものを、我も食はむとて>という、
思いに駆られ、
近隣のセブンを巡ってみました。
特に、インド沼界隈の皆様。
ビリヤニ、よく手に入ってますね!
私、もっと簡単に買えるかと思ってました。
甘かったです。
近隣のセブン、4つ回りました。
3つ目のセブンでも「売り切れ」。
4つ目のセブンに向かう頃から、頭の中で囁く声があるわけです。
「それは本当に、貴女の欲望ですか?」(By 人丸先生)
それ、まんま!
講義録2巻(下)の後半15分ぐらい~の
人丸先生が語ってた「ルネ・ジラールの欲望の現象学」の、
決め台詞じゃないですか!
7月末。
人丸先生の第2巻目の講義録が刊行されており。
この講義録中。
Youtubeでは後半の15分ぐらいから、
人丸先生は、
ルネ・ジラールの「欲望の現象学」の話をしておいでです。
その中で
・皆が欲しいから欲しい
・それは欲望を喚起されているだけ
・個々人の「真の」欲望、欲求ではない
・広告屋に乗せられているだけ
という話が展開されるわけなんですが。
立て続けに、
3件のセブンに振られ、
もはや「セブンのビリヤニは、幻なのではなかろうか?」という思いが、
頭をもたげ始める中、
幻のビリヤニを求め、
4件目のセブンに向かう、その途中!
突如、頭の中で、囁き始める人丸先生の声!
いやいや。
私、ビリヤ二食べたいだけだし!
それは本当に、貴女の欲望ですか?
え。。。
でも、ビリヤ二・・
それは本当に、貴女の欲望ですか?
いや、でも!。
ビリヤニ、食べたいでしょ!
今晩の夕ご飯に、当て込んでるし。
それは本当に・・・・
・・・・・私、ひょっとして、洗脳され掛けてる?・・・・・
洗脳され掛けてるとして、どっちに?
あるいは
洗脳され掛けてるとして、
これ、人の世の生業(なりわい)として、
どっちに洗脳された方が幸せなの?
それとも
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
何で、セブンのビリヤニ如きで、
こんな、難しい事、考えなきゃいけないのよ!
ビリヤニぐらい、好きに食べさせろ!
人は・・・・
やかましい!
大体、こんなに、
ビリヤニが売り切れてるセブンが悪い!
イエス様は、とんだトバッチリ。
セブンは、八つ当たり。
・・・これでビリヤニが売り切れだったら、
諦めようと思いつつ、4件目のセブンへ。
というか、これでなかったら、
もはや近隣にセブンは、ない!
そして・・・・
神は、私をお見捨てには、なりませんでした。
ああ、私の夕ご飯!
4件目にして、ようやくビリヤ二Get!
親愛なる ルネ・ジラール様
本邦では、平安の御代より
「皆が食はむビリヤニというものを、我も食はむとて食むなり」
(紀貫之風に By アムルタート)と言いますように、
「皆がやっていること」というのは、やってみたいのですよ。
食欲と好奇心に負けたアムルタートでした。
ビリヤニは、普通に美味しく。
今度はインド料理屋さんで、
ビリヤ二、食べてみたいと思います!