1月5日【詩】
2005年1月5日に発見された星は、冥王星とよく似ていた。まるで双子のよう。
冥王星よりやや大きいことから「第10惑星」なのではないかと囁かれた。
ところが、「惑星」の定義を見直すと実は曖昧だったことが発覚。結論から言うと、新たに発見された星は「準惑星」というカテゴリーに属すこととなる。
これは、それまで「惑星」だと考えられていた「冥王星」が「実は惑星ではない」とする決定だ。
星々に対する考えの曖昧さを人々に教え、既存の概念を覆すという意味でこの星の存在の凄まじいパワーを感じた。
その星の名は「エリス」。惑星に関する議論を呼び起こした様子から、競争心を駆り立てるギリシャの女神の名を授けられた。
さて、1月5日のバースデーカラーであるスチールグレイを背景に選んだ言葉たち。これは、エリスの発見とキミの誕生を重ねて書いたものである。
キミが泣いたり怒ったりするたびに、私たちは壁にぶつかったような気がする。私たちだけじゃない。キミもそんな気がしていたんじゃないかな。
当たり前だと思っていたことが通用しなくて、それでもお互いに向き合い続けて。
そうしてお互いが笑い合うことができたとき、今まで知らなかったことや知ろうとしなかったことがわかるようになった。
キミのおかげで前進できている、そのことに感謝して。
※エリス発見〜エリスが準惑星に定義づけされるまでに関しては、専門的な説明でないのでご容赦を。
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