1月9日【詩】
1月9日と言えば、「い(1)く(9)」。「行く」「生く」を掛けてなんか上手いこと言いたいと考えたところ、「いきつく(行きつく/息つく)」という言葉に変化しました。
さらに1月9日のバースデーカラーである苔色より、苔のことを考えてみる。苔って、結構な水分が必要なんですって。そういうところから「水を得て」という表現を採用。
さらに、日本国歌でも取り上げられているように、「苔むす」という動詞には「長い年月がかかる」ことを連想させる力があるみたいです。
一瞬一瞬を大切にしなきゃという一心から、時間が過ぎてゆくことに焦りを感じたという経験があって、その時の自分に向けた詩でもあります。
がむしゃらに頑張って、それはそれでいい経験だったんですけどね。何のために頑張ってるのかわからなくなってしまったんです。立てたはずの目標が、しがみつくための言い訳になっていて、自分の首を締めつけるだけになって。
だから一旦、やっていたことを辞めて、休みました。
そうしたら、実はやりたいことじゃなかったって気づいたんです。それをやった先の自分もうまく想像できなくて。この世界の自分にとっては行きつく先ではなかったようです。
休んでから気持ちが一転も二転もしてますが、空気は以前より澄んでいる気がします。