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レビュー指摘を前向きに受け止める方法【悩める現場の相談所 #14】

みなさん、こんにちは!
悩める現場の相談所では、実際に当社ウルシステムズのコンサルタントから上がったお悩みと、百戦錬磨の先輩コンサルタントによる回答をご紹介していきます。

「自分も同じことで悩んでた!」「あーそれ分かる分かる」・・・読めば共感できること間違いなし!


❓:Question

レビュー指摘を前向きに受け止める方法

作成した成果物に対して、先輩からレビュー指摘があった時に気持ちがモヤモヤします。基本的には「次は指摘されないように完璧に仕上げよう!」と気持ちを切り替えています。ただ、指摘が多くなった場合に「時間をかけて頑張って作ったのに」と考えてしまい、業務に集中できません。

それでも、スケジュールが遅延しないように業務を進めたいです。
レビュー指摘を前向きに受け止める方法はありますか?


質問者さんのように、完璧に仕上げたつもりの成果物にたくさん指摘されると、モヤモヤして業務に集中できない方もいるのではないでしょうか。

ここからは、ウルシステムズのコンサルタントからの回答をいくつかご紹介します。色々な考え方がありますので、共感できる回答やヒントになりそうな回答を見つけてみてください!


💡:Answer(byコンサルタントAさん)

時間を置いて考える。それでも解決しないなら周りの人に相談する

指摘を大量に受けた直後では、モヤモヤした気持ちで頭がいっぱいです。また、指摘内容を理解せずに急いで対応すると指摘の意図と違った修正になりがちです。

まず、時間を置いて落ち着いてから指摘について冷静に考えると、より良い対策が見つかります。成果物の品質向上に繋がると考えて、前向きに取り組めるのではないでしょうか。

とはいえ、心の整理は1人ではできない場合があります。そのような場合は、プロジェクト関係者以外に相談するのもオススメです。
プロジェクトの状況を知らない人に状況を伝えようとする際、自分の中で「伝えるための整理」を行うことができるので、相談する過程でモヤモヤが解消されることも多いです。

💡:Answer(byコンサルタントBさん)

検討過程から相談して指摘を減らす

質問者さんの「次は指摘されないように完璧に仕上げよう!」という姿勢からとても真摯にタスクに取り組まれていると感じました。スキルを向上させるために先輩が指摘しているとは頭でわかっていても、毎日指摘が続くとモヤモヤしますよね。

レビューは、顧客に提出する直前に行われることが多く、成果物を完成させるためにたくさん指摘されることが多いです。そのため、いきなりレビューに臨むのではなく、事前に成果物の骨子や内容をすり合わせる相談をしてはいかがでしょうか?

成果物を作り込む前の段階から先輩と認識を合わせることで、レビューでの指摘も少なくなると思います。


💡:Answer(byコンサルタントCさん)

自分ではなく成果物が指摘されていると考えよう

自分にできる精一杯のことをして指摘されたのであれば、否定されていると考えないでください。成果物が指摘されていると考えると、品質を上げるための助言に聞こえてきます。

先輩方は、成果物を頑張って作ったところや、プロジェクトを成功させようとする姿をきちんと見ています。そんなに頑張っているのに、この成果物ではもったいないと思っているのでしょう。質問者さんと同じく先輩方もプロジェクトを成功させたいという気持ちで指摘しています。

先輩方は、質問者さんのスキル不足を批判しているのではなく、成功に向けた助言として成果物の改善点を教えてくれていると考えると、少しは受け止めやすくなるのではないでしょうか。


おわりに

本日は、ウルシステムズコンサルタントの回答を通してレビュー指摘を前向きに受け止める方法をご紹介しました。
「モヤモヤをどのように解消するのか?」「そもそも指摘されないためにはどうするか?」に言及した回答を参考にすると、気持ちよく仕事ができるのではないでしょうか!

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