人を目的地に旅をする
旅好きの皆様、はじめまして、ないしは、お久しぶりです。まさまさです。世界一周から帰ってきて早2年以上が経ちました。
そんな世界一周の旅の記録については「追憶」というマガジンで淡々と書き上げましたが、「旅」に関して言えば、これでもうおしまい!というわけではなく、もっと長い旅の入り口に立ったような感覚があります。
本記事は「これからの旅」と題した新マガジンで、そんなよちよち歩きの、第一歩を記せたらと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
旅は趣味ではなくライフスタイル
旅の最中は、そんなことを気ままに語っておりましたが、少しづつでも確実に、日々の生活の中にあっては、その実感は遠くなりました。
ふと、何かのきっかけで思い出しても、それはどちらかと言えば、角の取れた懐かしさのオブラートに包まれたものであって、それほど熱心に語るようなことでもないかなと感じます。
僕にとっての世界一周の旅は、いつしか、そんな黄昏れた「望郷の気配」にすり替わるぐらいには、十分遠くなりました。
余談ですが、そんな望郷のきっかけをくれるのが、Timehop(1)というアプリで、各種SNS, Dropbox, Google Driveなどから情報をかき集め、「◯年前の今日」という切り口でもって「あの日のムード」を思い出させる写真や、自分のつぶやきを教えてくれます。
そのTimehopによると、
・2年前の今日は、沖縄県の波照間島の「たましろ」というジブリに出てきそうな宿に泊まりつつ、西浜で出会った女の子に恋をして、
・3年前の今日は、中国の上海で下痢になり、
・4年前の今日は、北海道で妹と親父と薄曇りの大雪山を散策し、
・5年前の今日は、昼にラーメン、夜に友人と焼鳥を食べ、
・9年前の今日は、サッカースペイン代表プジョルをフォローしたものの、スペイン語がわからないとつぶやいていたようです。
というわけで、9月20日の今日は、大変旅づいたる吉日でした。
そんな「いい予感」に力を得て、書き始めます。
これからのことを。
これからの旅は「おいしい関係」探し
というわけで!
このマガジン「これからの旅」では、きっとこれからも、ライフスタイルの中で、そのカタチを変えながらも続けてゆくだろう「旅とのおいしい関係」を表現出来るといいなと思っています。
現在の僕の興味は、特定の場所に対してというより、「その場所で過ごしている人の生活」に移ってきているため、そんな「人」を目的地にして、その人のリアルな生活を垣間見るのが、とっても面白く感じます。
てなわけで、そんな誰かの面白い生活を、旅の中で覗き見て書いてゆけたならば、これはイケてるんじゃないかな、と思っています。
さて、前座はこのあたりで。不定期更新にはなりますが、まずは以下に見出しだけ用意しました。
今後、随時更新してゆきます。ご期待下さい!
【これからの旅】~人を目的地にした旅編~
vol.1 駐在員の暮らし@シンガポール(To be upped in Sep.)
vol.2 新人ママ医師の休日@盛岡(To be upped in Oct.)
vol.3 牧場に嫁いだ友人@千葉県(To be upped in Oct.)
(To be continued... )