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鳥貴族、それは、まほろば

僕がこれまでに書いてきた記事、もしそれらの文字をスクレイピングして、頻出ワードをあぶり出したならば、きっと他の人よりも有意に高い頻度で出てくるであろう単語。

それが「鳥貴族」である。

こないだ大阪で、マッサージ屋の「コリ貴族」もあると聞きつけました

というわけで先程、直近1~2年程度を目安に、行ったことのある鳥貴族の店舗数を数えてみたところ、思い出せるだけで「28店舗」ありました。

さて、29店舗目の「神保町店」から、こんばんは。
どうも、まさまさです。

一体、何故こんなことになってしまったのかは、さておき、きっとそんな僕ならばこそ、出来ることがあるのではなかろうか。

そんな風に、うぬぼれ、書いてみる。

さて、一日一恥。
鳥貴族を愛でるのターンです。

鳥貴族に来て後悔したことがない

勿論この世はバラエティ。無限の多様性の中に光る砂粒一つの輝きこそを、愛してゆきたいと思う。

しかしながら、リソース(お金と時間)は有限であるからして、いつも無限の砂粒の中を戯れられるとは限らない。

だからこそ、そんな時には、「もし特に強い意見がないのであれば、コレは割と気に入って貰いやすいと思うよ」の座を射止めたものの存在が心強い。

・ジーパンであれば、ユニクロ
・回転寿司であれば、スシロー
・初海外であれば、バンコク etc.

お値段こそ控えめではあるが、質はキリリと可愛くない。そんな粋なヤツらである。

ここに燦然と「焼き鳥(居酒屋)であれば、鳥貴族」がある。

あれがいい、これがいいとかではなくなって

何かへの「想いの丈」を語る時には、どうか慎重を期されたい。雑多な切り口からの物量で褒めちぎって、聞く人に「絶対行った方がいいで」など説得するような知識のフル開陳など、ゆめゆめなさるな。無粋に過ぎよう。

あなただからこそ知る、誰の理解も目指さぬ、堪えても溢れた想いの丈。

それをひとこと。ひとことで刺す。

「米津玄師のLemonは、鳥貴族のBGMで覚えた」と。

これぐらいでゆきたい。

鳥貴族は、居酒屋であるだけでなく学び舎でもある、という厳然たる事実で引きずり込みたい。BGMにちょいちょい、いい邦楽がかかるのだと。

具体例なら沢山ある。あいみょんも、DAOKOも、King Gnuも、全部、鳥貴族で初めて聞いた。それでも打ち込むは、渾身の1本だけ。

米津玄師のLemonだけ。

胸に残り離れない

一旦、突き刺したなら、次は優しく抱きしめてあげたい。

「鳥貴族では、キャベツのお代わりが、自由です」と。

これは無理がない。大丈夫、これなら、私でもついていけるかもしれない。この人を信じてみてもいいのかもしれない。キャベツお代わり自由なら、ビッグボーイのサラダバーと多分同じようなことだから、大丈夫のはず、と。

そんな風に思わせてあげたい。キャベツで包んだメッセージはただひとつ。「大丈夫だよ、怖くないよ」である。貴族の抱擁である。

そして初めての、鳥貴族宮中晩餐会の時には、タッチパネルの「スピード」メニューからタッチ、ないしは、導入されてないところでは店員さん直接、最初の注文で「キャベツ」を入れると同時に、

ひとこと、添えたい。

「マヨネーズと一味も、お願いします」と。

一味は、タッチパネル内のややわかりにくい「その他」というカテゴリーにある「薬味セット」に含まれているが、マヨネーズはないので、直接店員さんに言う必要がある。

これはどこにも書かれ得ぬ「現場の知恵」である。デフォルトのポン酢に、リッチなアクセントが加わり、お代わり自由待ったなしになる。

これできっとあなたは、キャベツを必要以上に食べることになるだろう。

自分が思うより、恋をしていたあなたに

突き刺して、優しく抱きしめて、最後に来るのは、領収書である。
お愛想の時間である。

さて、お会計にあっては「Play now, Pay later」の魔法が貴族の嗜みである。クレジット払いだ。

そして「最も安いゴールドカード」の名を冠されているエポスカードこそ、我が忠臣。ある一定金額の購買をしていると、インビテーションが届き、それ以降年会費はかからない。

話のスケールがどんどん小さくなってきた

このゴールドカードは、還元率0.5%だけれど、「3つまで」を上限として、「マイショップ」登録的なことをすれば、その還元率が3倍になる。

そうなんです。公共料金とか、家電量販店とか、色んなカテゴリーから300ほど選択肢がある。

その中に、鳥貴族もある! あるのだ!

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どうも、お粗末さまでした。

(以上)

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※補遺
メインに含めるほどではないが、もうちょっとだけ。

・一部の店にwifiがある
鳥貴族では、全席にコンセントがありスマホの充電など出来ることは知られているが、wifiがある店舗は現状稀である。確認できたところで「両国店」「錦糸町南口店」「神田駿河台店」には、toriki-wifiないしtoriki-touristというwifiがある。外国人にオススメしてあげたい。

・過去ベストは「上本町店」である
勿論、多少の揺らぎはある。仕入れの差か、串打ちの差か、焼きの加減か。その日のコンディションや、焼き担当の腕や調子や集中力によるところも、多分にあることを含めた上で、僕の個人的な意見としては、大阪は上本町のハイハイタウンにある、ある日の鳥貴族が、今までで一番旨かった。

この記憶を上回る店に出会える日を、楽しみにしている。

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Masato | まさまさ牛歩の旅
よくぞここに辿り着き、最後までお読み下さいました。 またどこかでお目にかかれますように。