心まで離れてしまわないように
しあわせのパン🥖
そらのレストラン🍴
ぶどうのなみだ🍾
大泉洋さん × 北海道の映画が好きです。
特に「しあわせのパン」が大好きで、何回見たかわかりません。
※以下、少々ネタバレを含みます。
「しあわせのパン」の舞台は、
大泉洋さん演じる水縞くんと原田知世さん演じるりえさん夫婦が営む、
カフェ「マーニ」
そこを訪れる
常連のお客さん
東京での暮らしに悩む女性と北海道から一歩踏み出せない男性
出て行った母の影を追い続ける少女とその父
月浦に死に場所を求めに来た老夫婦
それぞれの出会いと物語が描かれます。
さまざまなパンと共に、人と人とのつながりが感じられる物語です。
水縞くんが焼くパン と りえさんが淹れるコーヒーが本当に美味しそう。
見れば絶対にパンが食べたくなると思います。もしくはパンを焼きたくなる…!
パンの他にもたくさんのおいしそうな料理が出てくるので、深夜の鑑賞はあまりお勧めしません笑
そして、物語には四季があります。
移り変わる月浦の景色がとてもきれいで圧巻なんですが、
なんと言っても!
冬の月浦の空を見上げるりえさんの横顔が美しい!
透明感がすごくて、思わず見惚れてしまうほどです。
作品を通して、水縞夫婦の優しさとおだやかさに心が癒されます。
ひとつのパンを2人で分け合って食べるシーンに、お互いを思い合う気持ちが特に表現されているように感じました。
ぼくの1番好きな言葉は、
「素朴なパンも良いですよ」
というりえさんの言葉。
自分は自分のままで良いんだと気づかせてくれます。
ふとした時に見たくなる作品ですね。
カフェ「マーニ」は実際に月浦に存在しているようです(カフェの名前は違います)。
今の事態がおさまったら、ぜひロケ地巡りをしたいなと思います。
人とのつながりが感じられにくい世の中になってしまいましたが、カンパニオという言葉の意味を忘れないでおきたいものです。
カンパニオの意味はぜひ作品で!
「いつでも来てください。私たちはいつもここにいますから」
何度でも立ち戻りたくなる作品です。
ぜひ見てみてください☺︎