コーカサスオオカブト爆誕
霜月だというのにカブトムシの幼虫が羽化した。
といっても、日本カブトではない。一年半前に、パッパがネットで買ったコーカサスオオカブトの幼虫5匹のうち4匹は死んでしまって、生き残っていた最後の1匹。
この夏に日本のカブトムシ(ナルとルナ)がバンバン卵を生み、そこから孵った数ミリの幼虫がモコモコ育って手のひらサイズになるから個別のペットボトルケースを量産する中で、彼女はちっとも動きがなかったので半分以上あきらめかけていた。2ヶ月前くらいにパッパが「なんだか黄色くなってきた、蛹を作るのかも」という変化に気づいていたが、そこからもまた長かったから、だめになったんじゃないかと思っていた矢先。
写真は環境を整えるために一時避難させたところ。ひっそり羽化してからも数日は気づいていなかった可能性があるので、慌ててゼリーを与えたがそっぽを向かれた。どうやら羽化してからしばらくは食べないものらしい。マットや小枝を敷いたお家に入れたら、すぐに葉っぱに隠れてしまった。メスだから特徴的な角が見られないけれど、気性の荒い一族らしく、クワッと前足をあげて威嚇してきたところはさすが。
ヨーヨーに命名を依頼したら「ふわ」だって。まさかの癒し系…!
成虫になってからの寿命は短いらしい。相手もいなくて寂しいけれど、できるだけ居心地よく環境を整え、大事な命を観察させていただこう。
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