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芋堀り遠足’ 2018

今年も行ってきました、芋ほりに。

去年、前日の電話でゆるっと行けた農園は、どうもテレビで取り上げたらしく、人気が出ちゃったみたい?で、タイミングを逃してしまった。そこで、今年は関東の人なら名前を聞いたことはあるのではないかと思う「マザー牧場」に、前職の同僚の友人と、その息子のこーちゃん(ヨーヨーとお誕生日が近いのだ)と、4人でレンタカーに乗って、いざ!

マザー牧場は都内から高速を使えば1時間半くらいで行ける。駐車場から何からこまごまと思ったよりお金がかかるのがなんだけど、広々した農園で、芋ほりだけでなく、キウイ狩りもできて、牧場の動物たちのショーもあって、観覧車にも乗れて、ソーセージやソフトクリームも美味しくて、盛りだくさんで4歳たちは大喜び。

午後は雨が降ってきたので、予定より早めの2時くらいには切り上げたのだが、驚いたのは帰りの渋滞。行きは2時間の道のり(高速の分岐を間違えなければ1時間半だったはず)が、帰りは倍以上の4時間超かかった!

登山を嗜む経験から、東名高速や中央道が日曜の夕方ヤバいというのは知っていたけど、湾岸も同じだね。次からは移動時間に注意しよう…。

しかし今回無防備だったわたしたち。助手席に座っている友達は、途中からトイレに行きたくなって渋滞の長さに焦り始めた。しかし本当のカオスは「海ほたる」PAにはいる手前で、後ろの席に並んでお昼寝をしていた男児二人が起きてからのこと。

こーちゃんとヨーヨーは、目覚めたとたんに、なんでかしらないけど、テンションが上昇気流に乗ってしまった。

「ギャー!」「おしりたんてい!」「ガハハハハ!」「ププップー!」「うんち!」「しつれいこかせていただきます!」「☆彡Σ※@Γ◎Δ!!!」

…と、まあ、二人で、とにかく、会話にさえなってない、だめな言葉の掛け合い、笑いあい、耳を聾する大騒ぎ。シートベルトでチャイルドシートに固定されたまま、よくもそんなに音を立てられるなというバタつき具合。

暮れなずむ車窓。渋滞は進まぬ。隣の友人は自然の呼び声が切迫してきて寡黙になる。背後では野獣二匹の下品言葉バトルが加速する。

わたしはもう頭がまわらなくなって、でも、切実にこう思った事だけは覚えているね。

・・・下の子が女子で良かった・・・。

その時の心のBGMはこちら、歌詞は関係ないけど、なんかこのテンション。「氷の世界」by 井上陽水・・・わたしの両親はあまり音楽を聴かない人たちだったけど、井上陽水とさだまさしのカセットテープだけはあって、子供の時ドライブと言えばどっちかがかかっていた。今から40年以上前の曲。知らなかったけど、日本初のミリオンセラーだったのね。

双子の男の子とかお持ちの母ちゃんってマジで凄いわ。男子3兄弟の母ちゃんとかも、本当に本当に尊敬するわ。

ってわけで、芋より馬よりなによりも、男児興奮注意、渋滞注意が強く心に刻まれた、今年の芋ほり遠足だった。

ヨーヨーは相当楽しかったようで、毎日のように「またこーちゃんと牧場に行きたい」と言っているし、芋とキウイ(追熟させる)も2週間後くらいの収穫祭が楽しみ、楽しみ。だから、ま、結果オーライなんだけどね。


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